税理士法人 仙台第一会計

お客様が少しでも前を向いて次に進むことが出来るよう精いっぱいサポートさせていただきました。

福島県原町で病院を経営されていた医療法人のお客様のお話です。
　2011年、東日本大震災により発生した福島第一原子力発電所の放射能漏れにより、長年病院を経営されていた地元を離れ、親族のいる新潟に避難を余儀なくされたお客様。
避難生活の長期化により、病院の経営継続は困難であると判断されたお客様は廃業をご決断されました。
　未曽有の大災害という思いも寄らないような形で病院の継続を断念し、長年地域医療に貢献してきた地元を離れることになってしまったお客様のお力になりたいと、東京電力への賠償金請求をはじめ、借入金の清算、医療法人の清算や廃業手続き関連、個人で所有していた不動産の売却等、すべてを綺麗にし、お客様が少しでも前を向いて次に進むことが出来るよう精いっぱいサポートをいたしました。
　そのお客様とは震災から10年以上経った現在も交流があり、会うたびに感謝の気持ちを伝えていただいております。