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メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所

吉松 宏樹
大阪府 大阪市 中央区谷町6丁目 3-25 LOK 2F-3
  • デザインと技術力をベースとしたコスト合理性とプロジェクト推進力
  • 透明性の高い設計過程を提供
  • 柔軟で迅速な対応が可能

既存環境を最大限に活用したブティック

既存店舗の材料を再利用し、コスト削減を実現しました。

業種
ファッション
地域
大阪府
規模
10人未満
費用
総費用70万~100万円

株式会社クルールが運営するネットショップ『Seven fairy』の実店舗の計画です。『Seven fairy』は40代からの体型の崩れや変化をカバーする国内外の服飾のセレクトをコンセプトとし、この度リアルにカスタマーとの関係性を育める店づくりを求めていらっしゃいました。

SNSの活用やインターネット販売を通じて、地域や距離関係なく様々なカスタマーとの従来の関係性があること、そして既存テナント内の状況を最大限活用したいという要望をもとに、デザインしすぎずにネットショップの延長線上にある実店舗の在り方を探りました。

検討を重ねて、諸室を機能的に配した上で、既存のコンクリート現しの色味と雰囲気を「徹底的に引き継ぐこと」、ビル側にて工事されていた既存天井をむやみに撤去せずに、材料に分解して「再利用する」方針とすることで、ショップのコンセプトに従い、成長の過程で店内のレイアウトや商品の変化に適応するように開放的な”がらんどう”を環境配慮の上、デザインすることとしました。

ブティック内の空間はグレー色に統一する中で、既存コンクリート壁と諸室を仕切る間仕切りボード壁は塗装色の彩色や艶を変えることで色の奥行きをつくり出し、ダクトレールなど内部に現れる各種器具や造作物の色味にも統一したルールにより配しました。

一般的に、既存テナント内に新たに事業性を踏まえたデザインを施す場合、一度スケルトン状態(構造体以外を全解体する)にするケースが多いですが、この計画では「既存材をできるだけ使う」を設計ルールに加え、既存の設備やダクト・配線はそのまま活かし、天井ボード材、吊りボルトなども可能な限り再利用しています。既存天井材を丁寧に取り外すことから始まり、各材の数量を把握した後にそれらをできるだけ使うよう現場進捗と並行してデザインを検討するというインタラクティブな進め方により廃棄物量を重量比で約65%抑えることができました。

依頼を受けたカテゴリ
設計事務所店舗内装・設計
建造物の概要
対応業務
デザイン設計
業務の概要
工事坪数.(坪)
25.2 坪
納品までの日数.(日)
120 日
備考

実績・事例画像

担当者のコメント

クライアント様は具体的な内装イメージをお持ちでしたので、空間イメージ(内装CG)と図面により話し合いの中で進めました。新築ビルへの開業であったため、テナント契約時に工事されていた天井の撤去がもったいないと思いながらも、コンクリート躯体現しの内装を求めてらっしゃいました。そこで、天井材の再利用を提案し、材料費と撤去処分費を削減することができました。

業務内容

実績・事例

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メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所

会社情報

会社名
メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所
業種
建設業:設計・デザイン
代表者名
吉松 宏樹
郵便番号
542-0012
所在地
大阪府大阪市中央区谷町6丁目 3-25 LOK 2F-3