何気ない会話から本質を捉える、ヒアリング力の真価

株式会社東京光線メディカル様 × 株式会社ステラス様 比較ビズご利用事例
写真左から、株式会社ワンズマインド 企画制作部 新海 美音、
株式会社東京光線メディカル 取締役 相原 めぐみ様
株式会社ステラス 川口 大様

株式会社東京光線メディカルは、光線療法を基盤とするヘルスケア事業を展開し、人間が本来持つ自然治癒力の活性化に取り組む企業。海外からの問い合わせをきっかけに、グローバル化を見据えたコーポレートサイトの制作が喫緊の課題でした。

従来の制作会社では対応スピードに課題があり、新たなパートナー探しを目的に選ばれたのが、ビジネスマッチングサービス「比較ビズ」。

計11社から提案が集まる中、レスポンスの速さと誠実なコミュニケーションが決め手となり、WEB制作会社・株式会社ステラスとのプロジェクトがスタート。3つの事業サイトを含む大規模な制作が、半年間の伴走体制で実現しました。

今回の取り組みについて、株式会社東京光線メディカルの相原 めぐみ様、株式会社ステラスの川口 大様にお話を伺いました。

発注者
取締役 相原 めぐみ様

光線療法を基盤とするヘルスケア事業を展開し、人間が本来持つ自然治癒力の活性化に取り組む医療系企業。日光のもつ力を応用した治療器「はつらつさん」「サナモア」シリーズの製造・販売をはじめ、光と熱の相乗効果による健康支援や、訪問看護リハビリステーションの運営などを通じて、予防医療の普及と生活の質の向上を目指している。

受注者
営業本部 JPOSTING営業部 川口 大様

Web制作とシステム開発を通じて、企業の採用・広報・業務課題の解決を支援するIT系企業。採用管理システム「JobSuite」シリーズを軸に、自社プロダクトの提供からコーポレートサイト・採用サイト・サービスサイトの企画制作までを一貫して担う。業界特性や課題に応じた柔軟な提案力と、顧客に寄り添う伴走型の姿勢を強みとしている。

聞き手
株式会社ワンズマインド 比較ビズ
企画制作部 新海 美音

「2022年に株式会社ワンズマインドに入社。ビジネスマッチングサービス「比較ビズ」のオウンドメディア「比較ビズまとめ」を担当。ユーザー拡大に向けたマーケティング企画やPR活動など、領域を横断して様々な施策に取り組んでいる。

海外展開を見据えた、ホームページ制作会社選びが始動

新海

まず、比較ビズにご相談いただいた経緯について教えてください。

発注者相原様

きっかけは、ポーランドの医療関係者から当社製品についてお問い合わせをいただいたことです。海外からの関心が高まったことで、グローバル対応の必要性を強く感じました。

当時お願いしていた制作会社では、スピード感のある情報発信が難しい状況でした。そこで、新たなパートナーを探すために比較ビズに登録しました。

新海

企業選びの基準として、重視された点を教えていただけますか?

発注者相原様

(1)レスポンスの速さ
(2)弊社に類似する業種での制作実績があるかどうか
(3)何かあった時にすぐ相談できる距離に拠点があるか
この3つを選定基準にしていました。

中でも特に重視していたのは、レスポンスの速さです。川口様においては単に返事が速いだけでなく、言葉遣いや対応がとても丁寧で誠実だったのが印象的でした。

11社から提案を受け、予算感・実績の有無・印象などを一覧にまとめ、最終的には5社とオンラインで面談を実施しました。各社の条件やグローバル対応の可否、医療機器という専門性への理解度なども判断軸に、代表と相談しながら比較検討を進めました。

新海

複数の選択肢から最適な発注先を選んでいただくというのは、比較ビズとしても推奨している姿勢です。では川口様、初回のやりとりではどのような点を意識されたのでしょうか?

受注者川口様

初めてやりとりする企業に対しては「どんなことを実現したいのか」を詳細にお伺いすることを意識しています。

東京光線メディカルさんにおいては、安心感や信頼感を重視されていると感じたので、代表の方の想いが伝わるようなコンテンツ設計を提案いたしました。

また弊社は「お客様が何を求めているのか」「どこに課題があるのか」をしっかり把握したうえで、ご提案するようにしています。その中で「実は表面的な課題の奥に、本質的な課題があるのでは?」という部分まで掘り下げられるようにしています。

発注の決め手は「人柄と信頼感」誠実な対応が後押しに

新海

では、最終的に株式会社ステラスに発注を決定された際の「決め手」について教えてください。

発注者相原様

正直に言うと、代表が「ステラスさんというより、川口様にお願いしたい」と言うほどの、川口様の人柄の良さが決め手になりました。

別の企業からは、大手広告会社出身の方がデザインした非常に洗練された提案もありました。しかし最終的にはステラスさんの魅力に惹かれました。実際に弊社のオフィスまで来ていただいたことで、安心感につながっていたのだと思います。

もちろんデザイン面でも、ステラスさんの提案は非常に良かったので、人柄と内容のバランスがとても良いと感じました。

受注者川口様

ありがとうございます。基本的には「直接会ってお話をしたい」というのが弊社のスタンスです。

ホームページ制作は決して安い買い物ではないため、私たちは“パートナーとして近い存在”でありたいと考えています。

人と人とのつながりはとても大事なので、対面でしか伝わらない空気感や感覚も含めて、丁寧にお話をすることを心がけています。

3サイトを同時進行、導線設計と運用性まで支える制作体制

新海

レスポンスの速さや誠実なコミュニケーションを大切にされている点が、発注者・受注者ともに一致していたからこそ、良いマッチングが生まれたのだと思います。では、ここからは実際の制作過程についてお話を伺えればと思います。

受注者川口様

ご発注いただいたのが11月で、公開が翌年6月。およそ半年間のプロジェクトでした。

医療・健康に関わるサービスのため「安心感」「信頼感」をきちんと伝えることを意識し、ホームページを訪れた方が信頼感を持っていただける構成や導線を丁寧に設計しています。

最初はコーポレートサイトの制作が入口でしたが、他の2サイトのリニューアルもあわせてご依頼いただき、計3サイトの制作・リニューアルを並行して進めました。

受注者川口様

三つの事業にはそれぞれ専用のホームページがありましたが、企業全体を代表するコーポレートサイトは存在していませんでした。

今回の制作では、企業としての全体像がきちんと伝わるよう、各事業ページの内容を整理・再構成し、それぞれの情報にスムーズにアクセスできる導線設計を意識しました。

また、ヒアリングの段階で、ヘルスケア事業部のホームページについて「情報を更新できていない状況にある」と伺っていたため、その課題を解消できるような構成・運用面のご提案も行いました。さらに、採用面での課題感も共有いただいていたことから、当初のご要望にはなかった「採用情報」のコンテンツを新たにご提案いたしました。

新海

実際に新しいホームページが公開されて、管理や更新のしやすさはいかがでしょうか?

発注者相原様

とても使いやすくなりました。

以前は自社で更新できる状態ではなかったのですが、今は自作したマニュアルをもとに、社内で簡単に運用できています。万が一操作を誤って対処に困った際も、ステラスさんに連絡すればすぐに対応していただけるので、安心感があります。

イメージ通りに仕上げていただいたので、代表からも「すごくいいじゃないか」と言われました。

受注者川口様

現在お使いのCMS(コンテンツ管理システム)は高機能ですが、全ての機能を覚えて使いこなす必要はないと考えています。今回のプロジェクトでは、東京光線メディカルさんにとって必要な機能に絞って構成し、対面で画面を投影しながら操作方法をご説明しました。実際に触れて覚えていただくことで、自社でスムーズに運用いただけるよう伴走支援をしています。

また、トップページに太陽が昇るような演出を取り入れたのは、光線治療のイメージと視覚的に結びつける意図があったためです。SNSとの連携も含め、日常的な情報発信がホームページ上でも反映されるように設計しました。

本プロジェクトで制作した株式会社東京光線メディカルのコーポレートサイト

新海

アフターフォローの手厚さが伝わってきます。オンラインで完結できてしまう業界だからこそ、「作って終わり」ではない姿勢がより際立っていると感じます。

雑談の中に本質がある。信頼を生んだ“ヒアリング力”

発注者相原様

川口様の人柄の良さはもちろんですが、今思えば「ヒアリング力」が非常に高かったんだと感じます。プロジェクトを通して、社内で言語化しきれなかった”やりたいこと”を自然に引き出していただいたように思います。

受注者川口様

私は雑談が好きで、つい話が脱線してしまうことがあります。ただ、その雑談の中に大事なヒントが隠れていることがあるんですよね。

フランクな話を通して「お客様の本来のニーズは何なのか」を考え、社内のメンバーと一緒にすり合わせながら提案に活かすようにしています。

ヒアリングやニーズを引き出すスキルに繋がるよう、普段から色んな人と様々な話をして、なるべく自分の中に吸収するよう努力しています。

新海

もともとはポーランドの企業とのお取引がきっかけだったと伺っていますが、ホームページが完成したあと、そのお取引に何か良い影響はありましたか?

発注者相原様

はい。ポーランドの企業とは通訳の方を通して毎月ミーティングしているのですが「すごく良くなった」「東京光線メディカルがどんな会社か、とてもよく分かるようになった」と言っていただけました。

講演会のために地方や海外へ赴いた際にも、参加者の方々から「ホームページすごくカッコよくなりましたね」と言っていただくことがあり、とても嬉しく思っています。

伴走する姿勢がつくる、パートナーとしての関係性

新海

今回のプロジェクトを通して、何か新しい気づきなどがございましたら、ぜひお伺いしたいです。

発注者相原様

やはり「人柄って大事だな」と、改めて強く感じています。日頃のコミュニケーションや講演会などの場において、自分を理解してもらい、相手としっかり向き合って話すことの大切さを実感する場面が多いためです。

もちろん私たちは「モノ」を販売する会社ですが、それも結局は「人と人との関係性」の上に成り立つのではないでしょうか。信頼関係があるからこそ、商品にも信頼を寄せてもらえるのだと思います。

受注者川口様

今回は「人柄の大切さ」が際立つプロジェクトだったと感じています。東京光線メディカルさんは誠実かつ丁寧にご対応くださり、自然と「伴走したい」と思えるお客様でした。

資料だけ欲しいというご依頼もある中で、丁寧にコミュニケーションを重ねていただけたことで、Web上では伝わりづらい部分まで共有でき、結果的に非常に良い関係を築けました。

制作を進める中で「本当に困っていたこと」「実現したかったこと」が見えてきて、私たち自身にとっても大きな気づきがありました。Web制作も結局は人と人との関わりですよね。相性や信頼関係が成果につながることを、改めて実感した取り組みでした。

新海

最後に、御社の今後の展望についてお聞かせください。

発注者相原様

今後は「一人でも多くの方を健康に導きたい」という思いのもと、光線療法の認知と体験の機会を広げていきたいと考えています。

現代は医療費が高騰し、病気になってから治すという流れが一般的ですが、私たちは予防の観点から健康維持に貢献したいと考えています。光線療法であれば、天候や時間帯に左右されずに実施でき、日常的な健康習慣として取り入れていただけます。

企業の福利厚生として導入いただくことも推進しており、実際に近隣の不動産会社に導入された事例があります。こうした取り組みが広がれば、健康意識の向上や医療費の抑制にもつながると信じています。

受注者川口様

ホームページは「作って終わり」でも「情報を載せるだけ」でもないと考えています。ホームページ制作を通じて、お客様の課題解決につながる存在でありたいというのが、私たちの一貫したミッションです。

「まずは相談してもらうこと」を出発点に、必要があれば提案・支援し、寄り添いながら伴走していく。その積み重ねを大切にしています。

目指しているのは、地に足のついたスタンスで、目の前のお客様一人ひとりにしっかり向き合うこと。「伴走する」という姿勢をこれからも大事にして、いつまでも「寄り添える存在」でありたいと思っています。

新海

比較ビズはどんな方におすすめできるサービスだとお考えですか?

発注者相原様

ホームページ制作とは別の業務を依頼できる企業を探そうと思った時に、「比較ビズに当てはまるカテゴリがないかな?」と検索したことがありました。

今回、川口様とご縁がつながったように、うまくマッチすればすごくいい出会いがあると感じました。「やりたいことが思い浮かんだ時に使ってみたらいい」——比較ビズはそんなサービスだと思います。

やりたいことを整理し、それを叶えてくれる企業とマッチングできるので、また何かあれば使いたいです。

新海

ありがとうございます。
株式会社ステラス様は受注側としてご活用いただいていますが、比較ビズはどういった企業に向いているサービスだとお考えでしょうか?

受注者川口様

営業機会をなかなか作れない会社にとって、比較ビズは非常に有効なツールだと思います。「ホームページを作りたい・変えたい」という明確なニーズを持つ企業とマッチングできるため、営業効率が格段に高まります。

たとえ最初は「見積もりだけ」のケースでも、そこから商談が進むことも多く、実際に私たちも助けられています。

そのうえで、私たちが大切にしているのは「相手に興味を持つこと」です。業界やサービスに関心を持ち、分からないことは持ち帰って調べる。そうした姿勢が、質の高いヒアリングや提案につながると思います。

新海

今回のお話を通して、「人と人との関わりの中で信頼を築くこと」の大切さを改めて実感しました。単に発注・受注の関係にとどまらず、相手を理解し、寄り添おうとする姿勢があってこそ、真のパートナーシップが生まれるのだと感じます。

「伴走する」という言葉がぴったりの取り組みの中には、ヒアリング力や提案力、そして相手の想いを汲み取る力といった、すべてのビジネスに通じる学びが詰まっていました。

今回のインタビューが、比較ビズを利用される発注者・受注者双方にとってのヒントになれば幸いです。改めて、ありがとうございました。

取材:新海 美音 / 写真:富安 優斗 / 制作:新海 美音