アプリ開発の手順を徹底解説!システム開発会社を選ぶ際のポイント3つを確認

株式会社エン・PCサービス
監修者
最終更新日:2023年11月14日
アプリ開発の手順を徹底解説!システム開発会社を選ぶ際のポイント3つを確認
この記事で解決できるお悩み
  • アプリ開発の手順は?
  • アプリ開発はシステム開発会社へ依頼できる?
  • システム開発会社を選ぶ際のポイントは?

「アプリ開発をしたいが、開発手順がわからない…」という方必見!

この記事ではアプリ開発を検討中の方に向けて、アプリ開発の手順を分かりやすく解説します。最後まで読めば、システム開発会社を選ぶ際のポイントもわかります。

アプリ開発のステップは、プロジェクトの規模と複雑性に応じて異なりますが、基本的な手順に従えば、一般の人でも理解しやすいです。アプリ開発の費用相場も紹介しているため、初心者プログラマーや経営者もぜひ参考にしてください。

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アプリ開発の手順

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アプリ開発の手順は、一般的に以下のステップで行います。プロジェクトの規模や種類により変化するため、状況により調節してください。

  1. アイデアの検討
  2. 要件定義
  3. プロトタイプ作成
  4. 開発
  5. テスト
  6. デプロイ
  7. 運用と改善

1. アイデアの検討

アプリ開発の第一歩は、アイデアの検討です。アプリの目的やターゲットユーザー、競合分析などを行いましょう。

アプリの独自性や市場需要を評価し、成功の可能性を探ります。ユーザビリティやユーザーエクスペリエンスの観点から、アプリのコンセプトを明確にしましょう。

2. 要件定義

アイデアが固まったら、次は要件定義です。アプリがどのように動作し、どの機能を持つべきかを明確にしましょう。ユーザーストーリーやユースケース、システム要件を文書化し、開発チームが共通の理解を持つようにします。

要件定義は、後の段階での設計と開発の基盤となります。

3. プロトタイプ作成

要件の確立後、プロトタイプの作成に進みます。プロトタイプは、アプリの初期バージョンの簡単な模擬品で、機能の動作やユーザーインターフェースを実演します。設計の誤りを特定し、ユーザーフィードバックを収集して改善点を出しましょう。

4. 開発

開発段階では、実際のコーディングとプログラミングを行います。要件定義とプロトタイプをもとに、アプリのコア機能を実装します。ソフトウェアのアーキテクチャやデータベース設計も重要で、品質と効率性を確保しましょう。

5. テスト

アプリの開発が完了したら、テストを行います。単体テストや統合テスト、ユーザー受け入れテストが含まれます。バグ修正や機能の最終調整を行い、アプリの安定性と品質を確認しましょう。

6. デプロイ

テストが成功したら、ユーザーがアプリにアクセスできるようにデプロイします。デプロイはホスティングやセキュリティ設定、およびアプリのバージョン管理を含みます。

7. 運用と改善

アプリをリリースしたら、運用と改善を継続的に行いましょう。ユーザーのフィードバックを収集し、新機能の追加やバグ修正を行いながら、アプリの品質とユーザーエクスペリエンスを向上させます。

運用は継続的なプロセスで、アプリの成功を維持するために欠かせません。

アプリ開発はシステム開発会社へ依頼できる

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アプリ開発は、システム開発会社に依頼することが可能です。多くのシステム開発会社は、クライアントの要件に応じてカスタムアプリを開発するサービスを提供しています。スマホアプリやWebアプリ、デスクトップアプリなど、さまざまな種類のアプリが含まれます。

システム開発会社は、プログラミングやデザイン、データベース管理など、アプリ開発に必要な多くの専門的なスキルを持っているため安心です。自社で開発する場合は、時間とリソースがかかる場合がありますが、専門の開発会社に依頼することで、その負担を軽減できます。

複数の開発会社から見積もりを取り、条件を比較することで、効率よく高品質なアプリ開発が可能です。

システム開発会社を選ぶ際のポイント3つ

ここからは、システム開発会社を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

  1. 専門性と得意分野を理解する
  2. 開発実績とポートフォリオを確認する
  3. 納品後のサポートがあるかを確認する

1. 専門性と得意分野を理解する

システム開発会社を選ぶ際、その会社の専門性と得意分野を理解することが不可欠です。会社の技術的な専門性とプロジェクトでの経験は、求めるアプリ開発の成功に直結します。過去のプロジェクトや技術スタック、専門家のスキルセットなどの詳細を尋ねることが大切です。

適切なシステム開発会社を選ぶことは、効率的なプロジェクト進行と高品質の成果を保証します。

2. 開発実績とポートフォリオを確認する

システム開発会社を選ぶ際、その会社の開発実績とポートフォリオを確認することは重要です。過去の開発実績やポートフォリオを見ることで、会社の能力と品質を評価することが可能です。

ポートフォリオは、技術的なスキルや業界経験、プロジェクトの多様性を示し、プロジェクトの適合性を判断するのに役立ちます。過去のプロジェクトが成功しているかを確認することで、プロジェクトが予算内に収まり、期日に納品され、クライアントが満足しているかがわかります。

実績を確認し、自社が目指しているものと同様のプロジェクトが成功した証拠を確認することが、信頼性のあるパートナーを選ぶ鍵です。

3. 納品後のサポートがあるかを確認する

システム開発会社を選ぶ際、納品後のサポートがあるかを確認しましょう。開発完了後、システムは障害やバグが出てくる場合もあるため、サポートがあると安心です。サポート契約があれば、問題が発生したときに素早く対処し、システムの稼働を維持することが可能です。

ビジネス環境や要件は変化するため、システムの変更やアップデートが必要になります。サポートを提供する会社は、変更リクエストに対応し、システムを最新の状態に維持します。

システムの長期的な運用と成功を保証するために、サポート契約の内容や応答時間、費用などを確認し、信頼性のある開発会社を選びましょう。

アプリ開発の費用相場

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アプリ開発の費用は、開発するアプリの種類や機能により大きく異なります。一般的に、シンプルな機能のアプリ開発は585万円〜877万円、標準的なアプリの開発は877万円以上が相場とされています。ECアプリやショッピングカート系のアプリ開発費は、800万円〜1,500万円が相場です。

アプリ開発の費用は主に「人件費」と「開発期間」が関係します。計算式は「人件費(人月単価)×開発工数」で算出されます。

維持費用や運用費も考慮しましょう。iOSアプリは、Apple Developer Programで開発者登録を行うと99ドルの年間費がかかるため、配信先を決める際にも注意が必要です。

補助金を利用することで費用を抑えられる

補助金を利用することは、アプリ開発において費用を抑える手段の1つです。補助金を資金調達に使うことで、プロジェクトの開始資金を確保でき、費用を賄うためのリソースを増やせます。

アプリ開発に使える補助金は、ものづくり補助金IT導入補助金事業再構築補助金小規模事業者持続化補助金が挙げられます。

プロジェクトに適切な補助金プログラムを見つけ、受給できるよう計画的なアプローチが必要です。補助金の利用には一定の遵守事項や報告が求められることがあるため、適切な利用方法と規定を確認しましょう。

まとめ

アプリ開発のステップは、プロジェクトの規模と複雑性に応じて異なりますが、基本的手順に従えば、一般の人でも理解しやすいです。ただし、技術的な要求に応じて、開発やデザイン、テストなどの専門スキルが必要なため、スキル面に不安がある場合はシステム開発会社へ依頼してみましょう。

比較ビズには、アプリ開発に詳しいシステム開発会社を探すことが可能です。比較ビズの利用は完全無料であるため、複数の会社を一括見積してみてください。

監修者のコメント
株式会社エン・PCサービス
代表 齋藤完次

株式会社エン・PCサービス代表。信州大学工学部情報工学科卒。卒業後富士通FIP(現富士通)に就職。某コンビニエンスをクライアントに基幹系、情報分析系、会計・SFAなどのシステム提案、構築、運用サポートを行う。他、ネットワーク構築やサーバー構築も行うなど、フルスタックエンジニアとして活躍。その後、広く多くの人にサービス提供を行いたいという想いから独立し、主にウェブ技術を用いて自社サービス構築と運営を行う。同時に日本のビジネスを底上げするという想いから、中小スタートアップ企業を対象にITシステム開発事業を、企画立案からマーケティング、運営サポートまでワンストップ対応している。

この記事は、「プロトタイプ開発」開発手法について書かれています。別の開発手法を採られているところも多く、それぞれ一長一短なのでご注意ください。どの手法においても、開発会社に依頼する範囲は最初に定めてください。

安く発注出来たけど「要件定義やテストは発注者で」と後で言われトラブルになった話も聞きます。開発ステップごとに責任主体を明確に定めることで、アプリ開発の成功率は上がります。

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比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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