動画撮影のテクニック12選!初心者でも実践できる簡単な方法とは?
- 動画を上手に撮影するためのテクニックは?
- 動画撮影のクオリティを上げるアイテムは?
- 動画撮影で役立つ知識はある?
SNSや動画サイトに投稿する動画を上手に撮影するため、テクニックを知りたいと思っている方は多くいます。撮影した動画のクオリティが上がれば、より多くの人に視聴してもらえるでしょう。
この記事では、動画を上手に撮影する12のテクニックと、映像のクオリティを上げるためのアイテムについて紹介します。最後まで読めば、効果的な動画撮影ができるようになるでしょう。
動画撮影の技術を向上させたい方はぜひ参考にしてください。
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動画撮影の質を上げるテクニック12選
動画撮影の質を上げるために、以下の12のテクニックを実践できます。
- 企画内容を具体的にまとめる
- 事前に動画の構成を考える
- 動画の公開先を決める
- 効果的な構図を考える
- 必要な撮影機材を事前にそろえておく
- 天候を考慮して撮影場所を決める
- 手ブレに注意して撮影する
- 簡単なカメラワークを駆使する
- 1カットを7〜10秒前後にする
- ズーム機能は使わない
- 複数アングルで撮影する
- 映り込みに注意する
それぞれのテクニックを以下の項目で細かく紹介します。
1. 企画内容を具体的にまとめる
動画撮影のテクニックの1つは、最初に企画内容を具体的にまとめることです。いきなり動画を撮り始めても、高品質の映像を取ることはできません。企画内容がまとまっていないと、一貫性に欠ける動画になってしまうおそれがあります。
どのような動画を撮影したいのかだけではなく、誰をターゲットにした映像なのか、どのようなストーリーにするのかなどを検討しなければなりません。動画の依頼主がいる場合には、具体的な動画の内容を企画書にしておくといいでしょう。
2. 事前に動画の構成を考える
動画の内容に加え、構成を考えることも重要なポイントです。登場人物の立ち位置を決め、台本を作って動画のイメージを膨らませましょう。同時にカメラアングルの位置も決めなければなりません。
動画の構成を簡単な絵コンテにしておくのも効果的な方法の1つです。簡単な絵コンテでも構成を把握しやすく、他の人に説明するのに大いに役立ちます。複数人で動画を撮影する場合にはとくに効果的です。
3. 動画の公開先を決める
動画撮影のテクニックとして、動画の公開先を決めておくことも挙げられます。とくにスマートフォンを使って動画を撮影する場合、動画の公開先は非常に重要です。それぞれの媒体のユーザーや求められている動画には違いがあることを覚えておきましょう。
たとえばYouTubeに動画を公開する予定であれば、カメラを横向きにして撮影するのが効果的です。横向きの動画は人間の視界と似ているため違和感がなく、パソコンで全画面表示できる点、縦向きの動画はスマートフォンで全画面表示されやすく、背景をあまり意識しなくていいのがメリットです。
4. 効果的な構図を考える
動画撮影では、効果的な構図を考えることが欠かせないステップです。重要なのは、動画のテーマと主たる被写体の位置、そしてカメラアングルの3つです。いくつかのカットを取る予定であれば、それぞれ具体的な構図を決めておくといいでしょう。
カメラアングルは動画の印象を大きく左右するポイントです。被写体をやや高い位置から撮影すると客観的な動画、やや低い位置から撮影すると臨場感のある動画になるでしょう。イメージが湧きにくい場合には、実際にカメラを使って技法を試すと本番に臨みやすくなります。
5. 必要な撮影機材を事前にそろえておく
基本的なテクニックですが、必要な撮影機材をあらかじめ想定し、当日までにすべてそろえておくことも必要です。機材の不足や不具合で理想の動画が撮れなかったという事態は避けるべきでしょう。
企画・構成の段階で、撮影の時間帯や利用する技法を慎重に検討します。屋外での撮影の場合、天候や気温が変わることも考慮して撮影機材や備品をそろえましょう。
6. 天候を考慮して撮影場所を決める
動画撮影では、天候を考慮することもテクニックの1つです。同じ場所、同じ時間でも、晴れの日と曇りの日では印象が大きく変わります。撮影中に天候が変わると動画に一貫性がなくなるおそれもあるため注意が必要です。
基本的には、明るい時間に順光になる位置から被写体を撮影するのがもっとも効果的です。慣れてくると、逆光を利用した映像や時間帯を変化させた印象的な映像が撮れるようになるでしょう。
7. 手ブレに注意して撮影する
動画撮影では、手ブレに注意することが重要なテクニックとなります。スマートフォンを手で持って撮影する場合、手ブレは避けられませんが、映像の品質が大きく下がるでしょう。
手ブレを防ぐため、さまざまなアイテムが販売されています。三脚、手ブレを補正するジンバルを使ってカメラを固定できるでしょう。機材を使わなくても、壁に寄りかかって撮影する、手ブレ補正機能を使う、撮影中は呼吸しないなどの方法で手ブレを最小限に抑えられます。
8. 簡単なカメラワークを駆使する
動画撮影ではカメラワークがとても重要です。プロのカメラマンが使用する技法もありますが、簡単なテクニックでも組みあわせることで動画の品質を向上させるのに役立ちます。
たとえば、以下のカメラワークは動画撮影初心者でも簡単に行えるテクニックの例です。
- パン:カメラを左右に振って撮影する技法
- ティルト:カメラを上下に振って撮影する技法
- フォーカス:レンズの絞り値を変えつつ撮影する技法
- トラック:被写体にカメラが追従して撮影する技法
- サークルショット:被写体の周囲をカメラが円を描いて撮影する技法
9. 1カットを7〜10秒にする
動画撮影で非常に重要なテクニックとして、1カットの長さを7秒から10秒にすることが挙げられます。1つのシーンが短すぎると視聴者にシーンの内容が伝わらず、長すぎると飽きられてしまうでしょう。
1カットを7秒から10秒にし、そのうち5秒ほどは実際の動画に使用するきれいな映像を撮ることを意識します。1カットを7秒から10秒にしておくと、きれいな映像の前後を編集でカットしても素材が残るでしょう。
10. ズーム機能は使わない
カメラのズーム機能は便利ですが、動画撮影では使用しないのがテクニックです。ズーム機能を利用すると、画像がぶれるだけではなく、被写体との距離が変わることで視聴者が酔うことがあります。
ズーム機能を使う代わりに、撮影者が被写体に近づくのが効果的な方法です。一気に被写体に近づくズーム機能とは異なり、自然な速度で映像が近づくため違和感がなく、手ブレも最小限に抑えられます。
11. 複数アングルで撮影する
動画撮影の品質を向上させたい場合、複数アングルで同じシーンを撮影するのが効果的です。正面から撮影するだけではなく、上や横から、斜め上からなど視聴者を飽きさせない映像を作らなければなりません。
可能であれば複数のカメラを使って同時に複数アングルから撮影するのが理想的です。同時に複数アングルから撮影することで、編集時に違和感のない仕上がりになります。
12. 映り込みに注意する
動画のなかに不要なものが映り込まないように配慮することもテクニックの1つです。動画に映り込むもののなかには、関係ない通行人だけではなく、撮影者の個人情報も含まれます。
動画に通行人が映り込んでいる場合、動画を公開する前に許可を取らなければなりません。とくに通行人の顔がはっきり見えているケースでは、許可を取る、モザイク処理するなどの対処が必要です。撮影者の氏名や住所が特定できるものが写っていないか公開前に必ず確認しましょう。
動画撮影で役立つアイテム5つ
動画撮影で役立つアイテムとして、以下の5つが挙げられます。
- 三脚・ジンバル
- NDフィルター
- SDカード
- ドローン
- カメラバッグ
1. 三脚・ジンバル
動画を撮影するのに役立つアイテムに三脚やジンバルがあります。三脚やジンバルは、手ブレを防ぐのに非常に効果的です。三脚があればスマートフォンやカメラを特定の場所に固定して長時間撮影できます。
ジンバルは、手ブレを防ぐことに特化した自撮り棒の一種で、YouTuberやクリエイターのなかにも愛用者が少なくありません。自撮り棒と比べてやや高額ですが、高品質の動画を撮影するため購入を検討できるでしょう。
2. NDフィルター
動画の品質を向上させるために役立つアイテムの1つが、NDフィルターです。NDは「Neutral Density(ニュートラル・デンシティー)」の略で、発色に影響を及ぼさずに光量を減らせる特徴があります。
とくにシャッター速度を遅くしてより美しい写真や幻想的な写真を撮ろうとした場合、光量が多すぎて白飛びすることが少なくありません。光量を絞って高品質の映像を撮りたいのであれば、NDフィルターを使ってみることをおすすめします。
3. SDカード
動画撮影に欠かせないアイテムといえるのがSDカードです。スマートフォンユーザーの多くがSDカードを使っており、撮影した動画をSDカードに保存しています。SDカードがあれば、スマートフォンの容量を気にせず動画を撮影できるでしょう。
ただし、どのようなSDカードでもいいわけではない点に注意が必要です。動画撮影に適しているのは容量の大きなカードやデータ転送が早い製品、書き込み速度が速いものです。価格と性能を比較しながら自分に最適なSDカードを選びましょう。
4. ドローン
近年、動画撮影によく用いられるようになっているのがドローンです。それほど多額の費用をかけなくても空撮を楽しめるアイテムで、ダイナミックな映像を撮影するのに適しています。
ドローンを選ぶポイントは、主に以下の4つです。
- 画質
- 重量
- 連続飛行可能時間
- 機能
画質はフルHDもしくは4Kに対応したドローンがおすすめです。自動飛行や旋回、自動追尾などの機能面で満足できる製品を選びましょう。
5. カメラバッグ
動画撮影で重宝するアイテムとして、カメラバッグが挙げられます。本格的なカメラを使って撮影を行うのであれば、カメラバッグは必須です。バックパック、ショルダーバッグ、ローラーバッグなどさまざまな種類があります。
カメラバッグは機材を運びやすいだけではなく、機材の保護にも非常に有効です。急に天候が変わる山や水回りでの撮影にも適しています。
動画撮影で知っておくべき基礎知識
動画撮影で知っておくべき基礎知識として、以下の4つが挙げられます。
- 露出調整
- フレームレート
- アスペクト比
- ホワイトバランス
1. 露出調整
動画撮影で重要な基礎知識の1つが、露出調整です。露出とは、レンズに取り込まれる光量を指します。光は動画撮影に不可欠ですが、光量が多すぎれば白飛びして高品質の動画は撮れません。露出を調整することで、動画に最適な明るさを得られます。
露出調整ではシャッタースピード、絞り、ISO感度の3要素が非常に重要です。シャッターが開いている時間、絞りの大きさ、データ処理能力であるISO感度によって露出が変化します。明るい映像が撮りたい、あえて暗い映像にしたいなどの希望に応じて露出調整が必要です。
2. フレームレート
動画撮影で必要な基礎知識としてフレームレート(fps)が挙げられます。フレームレートとは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すものです。1秒間の動画により多くの画像が含まれていれば、動きがより滑らかになります。一方、画像の数が少なければ、カクカクした映像になるでしょう。
動画をWebサイトに投稿する場合、フレームレートは24〜60fpsで十分です。ただし、動きの速いスポーツの場合には、60fps以上のフレームレートで撮影した方がより臨場感のある動画となります。
3. アスペクト比
動画撮影では、アスペクト比を意識しなければなりません。アスペクト比とは動画の縦横比のことで、視聴者が動画を見やすいと感じるかを大きく左右します。
近年よく用いられるアスペクト比は「16:9」です。ワイドサイズと呼ばれるアスペクト比であり、テレビやDVDで採用されています。動画を編集する段階でアスペクト比を変更することは非常に困難であるため、動画撮影を始める前にアスペクト比を決めておく必要があるでしょう。
4. ホワイトバランス
ホワイトバランスは、動画撮影において非常に重要な要素です。ホワイトバランスは白いものが正確に白く映るように補正する機能のことです。ただし白だけではなく、動画に映されるすべての色がホワイトバランスの設定によってどのような色に映るかが決まります。
日光の下と白熱電球で照らされた場所では、同じ被写体で映る色が変わることもあるでしょう。ホワイトバランスを最初に調整することで、最適な色合いを実現できます。動画編集の段階でも、ホワイトバランスを微調整することが可能です。
まとめ
動画撮影にはさまざまなテクニックがあり、初心者でも簡単に実践できます。簡単なテクニックを駆使することで、動画の品質が大きく向上するでしょう。最初は1つか2つのテクニックを使い、動画撮影に慣れてきたらより多くの技法を使って高品質の動画を撮影してください。
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