YouTubeに投稿する動画の作り方

YouTubeに投稿する動画は、以下の手順で制作します。

1. 動画を撮影する

YouTubeに投稿する動画の素材を撮影します。デジカメやスマホなど、身近なものでも動画の撮影は可能です。映像の品質は動画の品質に直結するため、注意して撮影を行いましょう。撮影した動画素材には、それぞれ名前をつけておくと、後からデータの内容を判別しやすいです。

2. 動画を読み込む

動画の撮影をデジカメやスマホで行っており、PCで編集を行う場合は、PCとデジカメやスマホを接続し、録画データを転送する必要があります。録画データをPCに転送し、保存が完了したら編集ソフトに読み込ませましょう。

動画の撮影も編集もスマホで行っている場合は、スマホの動画編集アプリをインストールします。アプリを開き、撮影した動画を読み込みましょう。

3. クリップの挿入・カットをする

動画を読み込ませたら、使用したいクリップを選択し、タイムラインに追加しましょう。タイムラインとは、動画やBGMなどの素材を時系列で管理できる機能のことです。必要に応じて動画素材をカットしたり、クリップの順番を並べ替えたりする必要もあります。

トークが主体の動画を制作する場合は、話と話の隙間や「あのー」「えー」などのつなぎをカットすることが大切です。必要ない部分をカットすることで、トークをテンポよく進められるため、視聴者が聞きやすくなるでしょう。

4. 動画の編集内容を確認する

動画編集の終了後、最初から最後まで1度とおして見直しましょう。見直すことで気になる部分が見つかれば、カットや並び替えを行い、納得がいくまで編集を行います。

5. 動画の演出を行う

動画の軸が完成したら、演出効果を付与します。タイトル・エフェクト・BGM・効果音などを追加することで、視聴者にとって魅力的な動画になるでしょう。手ぶれ補正やノイズカットなどの補正も行うと、さらに見やすい動画になります。

6. 動画の細部調整を行う

動画の編集と演出が完了したら、細部の調整を行いましょう。人の音声とBGMの音のバランスや、映像の明るさなどを確認し、調整することで動画の見やすさが大きく変わります。

7. テロップ・字幕を挿入する

テロップや字幕を挿入することで、動画の内容がユーザーに伝わりやすくなります。見やすい文字の大きさ・色・フォントを選別することが大切です。

音声をすべて字幕に書き起こすことはとても大変な作業です。難しい場合は、重要なポイントに絞って字幕を挿入するだけでも、動画のクオリティがかなり上がるでしょう。

動画編集ソフトによっては、自動で音声を書き起こしてくれる機能がついているものもあります。上手に活用することで、作業時間の短縮が可能です。

8. 動画を保存する

すべての工程が終了したら、動画を保存しましょう。作業途中にこまめに保存しておくと、何らかのトラブルでデータが飛んでしまった場合でも保存したデータが残っている可能性が高くなります。

YouTubeの動画を投稿する5つの手順

YouTubeの動画を投稿する手順は、以下の5つです。

1. Googleアカウントを作る

YouTubeは、Googleのアカウントを使用します。Googleアカウントを持っていない場合は、最初に作成しましょう。

2. チャンネルを作成しチャンネル名を設定する

ブラウザからYouTubeのサイトを開き、使用するGoogleアカウントでログインします。スマホで作業を行う場合、YouTubeアプリからはチャンネルを作成できないため注意が必要です。

アカウントのアイコンをタップし、設定画面を開きます。「新しいチャンネルを作成する」→「チャンネルを作成」の順番で進めていくと、チャンネル名を入力する画面になるため、自分の好きなチャンネル名をつけましょう。

3. 制作した動画をアップロードする

PCのブラウザでYouTubeのサイトを開いている場合、右上のビデオマークから動画をアップロードできます。スマホの場合は、YouTubeのアプリを利用しましょう。画面中央の下部分にある「＋」から、動画をアップロード可能です。

4. 動画の詳細を設定する

動画をアップロードしたら、タイトル・説明文・サムネイル・タグなどを設定します。ユーザーが、投稿された動画の内容を知る重要な要素です。

5. 動画を公開する日時を設定する

YouTubeは予約投稿もできるため、すぐに投稿しない場合は公開する日時を設定しましょう。動画を複数撮りためており、小出しにしていきたい場合には、とても便利な機能です。

YouTubeで再生される動画を制作するコツ5つ

YouTubeで再生される動画を制作するコツは、以下の5つです。

他動画からインスピレーションとアイデアを得る

初心者で動画の作り方があまりわからない場合は、他のチャンネルが投稿している動画を参考にすることがおすすめです。動画の素材・構成・音声素材・字幕の入れ方など、他のチャンネルの動画から参考にできるポイントは多くあります。

「いいな」と思ったアイデアや技術は、自分の動画に取り込んだり、応用したりすると、よりよい動画を作成できるでしょう。

動画のテーマを絞る

チャンネルごとに、投稿する動画のテーマを絞ることは重要です。YouTubeは独自のアルゴリズムで、チャンネル運営者をテーマごとに分類しています。ユーザーが普段視聴する動画にあわせて「おすすめの動画」「関連動画」を表示可能です。

しかし、1つのチャンネルでさまざまなテーマの動画を投稿していると、動画をおすすめすべきユーザーを判断しづらくなるでしょう。テーマを絞ることで、動画のテーマにあったユーザーにおすすめされやすくなり、再生される確率を上げることができます。

動画の構成から考える

動画を制作するとき、どのような流れにするのかストーリーを考えることが大切です。動画で最も伝えたい内容を軸に置き、どのような流れで始めて終わるのか、構成を練ってから制作しましょう。

構成がきちんと作りこまれている動画は、内容がわかりやすいため、ユーザーの興味を惹きやすいです。

無駄な内容はカットしわかりやすい内容にする

動画を撮影すると、動画のメインとなる内容からはズレた内容も一緒に撮影されてしまいます。編集の段階で、動画に必要な部分をしっかりと選定し、無駄な部分をカットすることで、わかりやすい内容の動画を制作できるでしょう。

関係ない内容が多く盛り込まれていると、動画の内容がタイトルやサムネイルと大きくかけ離れていると感じ、ユーザーの興味が薄れる可能性があります。

ユーザーを惹きつけるサムネイルを作る

サムネイルは、ユーザーを動画に呼び込む看板の役割をもっています。サムネイルを見ただけで動画の内容がわかるものを作ることが大切です。文字数は少なめにし、インパクトのある言葉を使用すると印象に残りやすくなります。

動画をYouTubeに投稿する場合「できるだけ多くの人に見てもらいたい」と考える方が多いでしょう。以下の記事では、バズる動画を制作するときのポイントを紹介しているため、参考にしてください。

バズ動画とは？バズる動画の共通点・作成ポイントと事例4つを詳しく解説

まとめ

YouTubeの動画の作り方には複数の手順がありますが、今回の記事で解説した順番に沿って行えば難しくありません。動画を制作するコツを参考にしながら、挑戦してみてください。

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執筆者

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