【2024年版】動画制作ソフトのおすすめ14選!選び方のポイントも解説

最終更新日:2024年02月02日
【2024年版】動画制作ソフトのおすすめ14選!選び方のポイントも解説
この記事で解決できるお悩み
  • 無料で使える動画制作ソフトは?
  • 動画制作ソフトのおすすめは?
  • 動画制作ソフトの選び方は?

近年は、SNSや動画投稿サイトの発展にともない動画で情報収集をする人が増えています。動画はテキストや写真と比べて情報や知識を素早く伝達できるため、ビジネスのマーケティング戦略においても欠かすことのできないツールとなりました。

本記事ではおすすめの動画制作ソフトを無料版・有料版それぞれ紹介しています。最後まで読めば、動画制作ソフトの選び方もわかるでしょう。

「どのようなソフトを選べばいいかわからない」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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動画制作ソフトとは?

動画制作ソフトとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスで動画を制作・編集するソフトのことです。基本機能が搭載されている無料ソフトからプロの映像制作に活用される本格ソフトまで、多種多様なものが存在しています。

動画を活用する用途によって適しているソフトは異なります。「どのような目的で動画を制作したいのか」を明確にしたうえで最適な動画制作ソフトを選択しましょう。

動画制作ソフト選びのポイント4つ

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動画制作ソフトの選定ポイントを4つ紹介します。

  1. ソフトの対応OSを確認する
  2. パソコンスペックとの相性をみる
  3. 無料版か有料版を選ぶ
  4. 必要な機能を確認する

特に1と2を間違えるとソフトが動作しないことがあるため、事前に必ずチェックしましょう。

1. ソフトの対応OSを確認する

ソフトの対応OSは事前に必ずチェックすべきポイントです。動画制作ソフトはWindowsとMacどちらにも対応しているものが多いものの、なかにはどちらかしか対応していないソフトもあります。

購入・ダウンロード時には、必ずパソコンのOSにあったソフトを選択しましょう。

2. パソコンスペックとの相性をみる

手持ちのパソコンスペックに適したソフトを選びましょう。動画制作・編集は扱うデータ量が大きい作業です。ソフトが推奨するスペックを満たしていないパソコンで動画制作を行うと、動作の遅延やフリーズが発生する可能性があります。

動画制作を行う場合は、最低でも以下の基準を満たしておくとストレスなく動画制作ができます。

  • CPU:Core i5-12400 / Ryzen5 5500以上
  • メモリ:8GB以上

気になるソフトがあれば、1度体験版をダウンロードしたうえで動作を確認するのが確実です。

3. 無料版か有料版を選ぶ

動画制作ソフトには無料と有料のものがあります。無料版は一般的に機能が制限されており、セキュリティにも配慮が必要です。有料版は高機能で安全性も十分確保されていますが、求める動画制作のレベルによっては機能を持て余す可能性もあります。

無料版と有料版の特徴と、スペックに合った使用目的は以下のとおりです。

  特徴 使用目的
無料版 ・ロゴが挿入されるソフトもある
・セキュリティ対策を万全にする必要がある
・イベント用で一時的に動画制作を行いたい
・簡易的に編集できれば十分
有料版 ・さまざまな機能が搭載されている
・ハイレベルな動画制作ができる
・長期的に動画制作に携わる予定
・動画制作で収入を得たい

目的に応じて選択することで、失敗を最小限に抑えることができます。

4. 必要な機能を確認する

動画を配信する媒体や表現内容によって、ソフトに求められる機能は異なります。たとえば、SNS向けの動画を作成したいのか、YouTube向けの動画を作成したいのかによっても最適な選択は変わります。

使用頻度が高い機能の具体例は以下のとおりです。

アクションカメラ GoProをはじめとするアクションカメラに対応した手振れ補正機能
録音 外部マイクをつなぎナレーション録音ができる機能
画面録画 講義動画やゲーム実況においてパソコン画面を録画できる機能
DVD・Blu-ray DVDやBlu-rayに動画を書き込みできる機能
縦動画 TikTokやInstagram向けの縦動画入出力ができる機能

上記の機能は無料版には搭載されておらず、有料版を購入する必要があります。

おすすめ無料動画制作ソフト【8選】

まずは無料版おすすめ動画制作ソフトを、初心者向けから上級者向けまで紹介します。有料版の購入を検討している方も、無料版から試して相性を確認してください。

初心者Macユーザーが最初に使うべきソフト「iMovie」

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参照:iMovie

iMovieは、Macユーザーが無料で使用できる動画制作ソフトです。無料ながら基本的な動画編集機能はすべて兼ね備えており、以下の特徴があります。

  • Macに初期搭載されている
  • 直感的な操作が可能で使いやすい
  • iPhoneで動画制作可能

Macユーザーの方はまずiMovieから試してみることをおすすめします。中級者以上には物足りない可能性もありますが、有料ソフトの購入前に1度使用してみる価値があります。

Windows10初期搭載の初心者向けソフト「Microsoftフォト」

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参照:Microsoft フォト

Microsoftフォトは、Windows10にプリインストールされている動画制作ソフトです。MacにおけるiMovieの立ち位置で、Windowsを使用する方が利用できます。Microsoftフォトのメリットは以下のとおりです。

  • シンプルで操作性に優れている
  • Windowsに初期搭載されている
  • OneDriveへの保存が容易

シンプルなソフトのため、必要最低限の動画制作をする場合におすすめです。細かいカスタマイズはできないため、高度な編集には向いていません。

スマホ操作が簡単な初心者向けソフト「VideoPad」

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参照:VideoPad動画編集ソフト

VideoPadは、簡単な操作によりスマホで動画を制作できるソフトです。非営利目的の動画制作のみ無料で利用でき、以下の特徴があります。

  • シンプルなプラットフォームで初心者にも使いやすい
  • 3D動画を制作できる
  • デフォルト機能が豊富

パソコンとスマホ双方で動画が制作できる、専門知識が不要なソフトを探している方に最適です。

国内シェアNo.1ソフトの無料版「PowerDirector Essential」

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参照:CyberLink「PowerDirector Essential」

PowerDirectorは、大手ソフトウェアメーカーであるCyberLink社が開発した国内シェアNo.1の動画制作ソフトです。無料版であるPowerDirector Essentialは、動画制作に要する基本機能と編集ツールを備えており、以下のメリットがあります。

  • 操作方法や操作画面がわかりやすい
  • 自動字幕文字起こし機能が搭載されている
  • 公式YouTubeチャンネルでチュートリアルを閲覧可能

初めて動画制作ソフトを選ぶ方にはPowerDirector Essential をおすすめします。無料期間は30日のため、有料版を購入する前提での試用に活用してください。

ロゴなしで豊富な素材が使えるソフト「GOM Mix」

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参照:GOMLab「GOM Mix」

GOM Mixは、無料とは思えない多彩な機能がロゴなしで使用できる動画制作ソフトです。有料版には入門者向けのGOM Mix Proや、上位版のGOM Mix Maxがあります。GOM Mixのメリットは以下のとおりです。

  • 素材が豊富
  • SNS向けショート動画を制作可能
  • 動作が軽い

SNS用の動画制作ソフトを探している方は、有料版の購入前に無料版を試してみてください。

プラグインで機能を拡張できる「AviUtl」

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参照:AviUtlのお部屋

AviUtlは、動画サイト投稿者にも人気のある動画制作ソフトです。1997年に開発された歴史あるソフトのためWeb上にも情報が多いことに加え、以下の特徴があります。

  • プラグインで機能を増やせる
  • 動作が軽いうえに多機能
  • 他ソフトとの互換性に優れている

本体単体では機能が限られており、実践的に活用するためには多くのプラグインをダウンロードする必要があります。パソコン操作に慣れている方におすすめです。

ハリウッドで使用の高機能ソフト「DaVinci Resolve18」

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参照:DaVinci Resolve18

DaVinci Resolve18は、ハリウッドでも使用されるプロ向け業務用ソフトです。無料版は一部の機能を制限して公開されており、以下の特徴があります。

  • プロ顔負けの高機能
  • オーディオ編集ソフトウェアが高品質
  • 色補正ツールが搭載されている

動作にはスペックの高いパソコンが必要です。プロ向けのため習得にやや時間がかかる可能性があり、本格的に動画編集を極めたい人向けのソフトです。

本格的なプロ向けソフト「Lightworks」

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参照:Lightworks

Lightworksはプロ用動画制作ソフトです。課金することでより高品質な機能を活用できますが、基本的な機能は無料で公開されています。Lightworksのメリットは以下のとおりです。

  • プロレベルの編集ができる
  • チュートリアルを活用できる
  • トリミング機能が優れている

操作性がやや難しく、無料版ではフルHDでの書き出しができません。動画制作に労力を費やせる方におすすめです。

より高品質な有料動画制作ソフト【6選】

「無料版では物足りない」「よりハイクオリティな動画を制作したい」という方に向けて有料版のおすすめ動画制作ソフトを紹介します。有料版にはサブスクリプション型と買い切り型があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

サブスクリプション型 ・常に最新のバージョンが利用できる
・長期的に使用する場合は費用が割高になる
買い切り型 ・アップデートが有料になる
・長期的に使用する場合は割安になる

動画制作の用途や使用期間に応じて、最適なプランを選択してください。

マルチに活用できる万能なソフト「PowerDirector」

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参照:CyberLink「PowerDirector」

PowerDirectorは、無料版で紹介したPowerDirector Essential の有料版ソフトです。家庭用やビジネス用、ゲーム実況用などマルチに活用でき、以下のメリットを有しています。

  • 画面録画機能がある
  • アクションカメラに対応可能
  • 価格が比較的安価

有料版のなかでは最有力候補になるソフトですが、Mac版は機能が制限されているため注意が必要です。

おしゃれなテンプレートが特徴のソフト「Filmora」

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参照:動画編集ソフトFilmora

Filmoraは初心者〜中級者向けの家庭用動画制作ソフトです。動画編集における必要な機能はすべて揃うため、プライベート用には申し分ありません。Filmoraのメリットは以下のとおりです。

  • 素材やテンプレートが豊富
  • 初心者でも使いやすい
  • 同レベルのソフトと比較して値段が安い

動画をおしゃれに編集したい方には最適ですが、本格的なプロ志向の方には少し物足りない可能性があります。

申し分のない高機能ソフト「Adobe Premiere Elements」

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参照:Adobe Premiere Elements2023

Adobe Premiere Elementsは、Adobe製の家庭版動画制作ソフトです。家庭での用途に限定するにはもったいないほどの高機能を有しており、以下の特徴があります。

  • スマホ用の縦動画にも対応可能
  • 初心者向けモードを搭載している
  • エフェクトが豊富

家庭用ソフトの中では最も高額な部類のため、長く動画制作に携わる方におすすめです。さらに高機能を求める場合は、プロ向けのAdobe Premiere Proが最適でしょう。

高度なCG制作ができるソフト「Adobe After Effects」

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参照:Adobe After Effects

Adobe After Effectsは高度なCG制作ソフトです。合成映像やアニメーションが制作でき、以下の特徴があります。

  • 撮影した映像にも加工が施せる
  • モーショングラフィックスを活用できる
  • テンプレートが豊富で初心者でも安心

アニメーションを作成する場合は最有力候補です。PhotoShopをはじめとするAdobe製品と連携すると、より効果的に活用できます。

YouTuber愛用のMacユーザー向けソフト「Final Cut Pro」

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参照:Apple「Final Cut Pro」

Final Cut Proは、Apple社開発のMacユーザー用動画制作ソフトです。初心者でも操作しやすい一方でYouTuberにも愛用者が多く、以下のメリットを有しています。

  • 高機能かつ初心者にやさしい設計
  • 買い切り型のため長期使用の場合は費用を抑えられる
  • 各媒体にあわせた最適な配信が可能

iMovieの上位互換の位置づけのため、Macユーザーでより本格的に動画制作をしたい方におすすめです。

上級者〜プロ向けソフト「VEGAS Pro20」

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参照:SOURCENEXT「VEGAS Pro20」

VEGAS Pro20は、プロ向けハイエンドモデルの動画制作ソフトです。プロ向けならではの細かな編集機能に加え、以下の特徴があります。

  • 動作が軽い
  • プラグインで機能が拡張できる
  • セール時は値段が安い

十分すぎるほどの高機能である一方、日本での認知度はあまり高くないためWeb上の情報が少ないです。操作方法を自力で習得できる方におすすめします。

まとめ

本記事では、おすすめの動画制作ソフトを無料版・有料版ともに紹介しました。まずは無料版ソフトで相性を確認し、長期的に活用する場合は有料ソフトの購入を検討することをおすすめします。

自身では制作できない高品質な動画を求めている場合は、プロの手を借りることも検討しましょう。特にビジネス用など、失敗できない局面においては動画制作会社への依頼が有効です。

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よくある質問とその回答

  • 動画制作ソフトでアニメーションはつくれる?

    動画制作ソフトでアニメーション映像も制作可能です。本格的で高度な技術が求められるアニメーションを制作したい場合は、制作会社に依頼することを検討しましょう。アニメーション制作費用は以下を参考にしてください。

  • 無料ソフトのセキュリティは安心?
    無料ソフトのセキュリティは、安心とは言い切れない面もあります。無料の動画制作ソフトは誰でも利用できるため、ハッキングの対象になりやすく、なかにはセキュリティが脆弱なソフトもあるため注意が必要です。無料版ユーザーはソフト販売会社のサポート対象外となることが多いです。利用者数やレビューなどで信頼性を見極めつつ、自身でセキュリティ対策を行いましょう。
  • 初心者でも動画制作できる?

    初心者でも動画制作は可能ですが、操作が簡単なソフトを選択しましょう。「これから動画制作をはじめたい!」という方は、iMovieMicrosoftフォトなどの初期搭載されているソフトから始めてみましょう。「高品質な動画を制作したいけど費やす時間がない」という方は制作会社に依頼することも検討しましょう。制作会社の選び方は以下を参考にしてください。

比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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