【対処法】「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の意味は?原因を解説

PJ-T&C合同会社
監修者
PJ-T&C合同会社 代表 藤本篤志
最終更新日:2024年01月17日
【対処法】「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の意味は?原因を解説
この記事で解決できるお悩み
  • 「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」とは?
  • 「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の対処法は?
  • 「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」が出る原因は?

「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というメッセージが表示されたときの対処方法がわからない方、必見。

このメッセージは「あなたの該当ページがGoogleに対して、インデックス(登録)の要求と拒否を同時にしている」という意味です。

この記事では、Webメディア運営をしている方向けに「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というメッセージの原因や対処法を解説します。

この記事を読み終わった頃には、目的に応じた対処法がわかり、具体的な手順を踏まえて対応できるようになるでしょう。

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「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の意味

Google Search Consoleを使用していると「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラー通知を受けることがあります。「送信されたURL」と「noindexタグが追加されています」の2フレーズにわけて意味を解説します。

「送信されたURL」とは

「送信されたURL」とは、WebサイトからGoogleへ送信される、XMLサイトマップに記載されているURLのことです。XMLサイトマップとは、検索エンジンにWebサイトのページ内容をすべて知らせるために用いられるものです。

XMLサイトマップに記載されたURLを送信するということは、Googleに対してインデックス(検索結果にページを表示させる登録)してほしいと伝えていることになります。

Googleは受け取ったURLをデータベースへインデックスします。インデックスされないURLは、Googleの検索結果に出てきません。

「noindexタグが追加されている」とは

noindexタグはインデックスしてほしくないURLに記載するタグのことで、タグをつけるとGoogleの検索結果に表示されません。

noindexタグとは、HTML内に書き込むメタタグです。Googleはnoindexタグの有無でインデックス対象かを判断します。

エラーの内容「あなたの該当ページはインデックスの要求と拒否を同時にしている」

上記で解説したことをまとめると「送信したURLのインデックスを希望している」「送信したURLのインデックスを希望していない」の2つのメッセージを同時にGoogleへ送信した、という意味になります。

【対処法】送信されたURLをインデックスさせたくない場合

送信されたURLをインデックスさせたくない(検索結果にページを表示させたくない)場合の対処法の手順は以下のとおりです。

  1. XMLサイトマップから該当のURLを除外する
  2. Googleに「修正を検証」で確認依頼をする

1. XMLサイトマップから該当のURLを除外する

XMLサイトマップから登録させたくないURLを除外することで解消できます。

まずGoogle Search Consoleの「カバレッジレポート」を開きます。次にXMLサイトマップを開き、エラー対象URL一覧を確認しましょう。次に該当URLを削除します。

該当URLの削除がすべて終われば次項の「修正を検証」に移りましょう。

2. 「修正を検証」でGoogleに確認を依頼する

対象URLの削除が済んだら、次は「修正を検証」でGoogleに確認を依頼しましょう。「修正を検証」ボタンを押すと、Googleに修正した旨が伝わるため、Googleがチェックを開始しメールが届きます。

Googleによる検証結果は、メールによる通知です。「合格」「不合格」で届き、合格していれば検索結果に反映されます。

【対処法】送信されたURLをインデックスさせたい場合

送信されたURLをインデックスさせる(検索結果にページを表示させる)場合の対処法の手順は以下のとおりです。

  1. ソースコードからnoindexタグを削除する
  2. Googleに「修正を検証」で確認を依頼する

1. ソースコードからnoindexタグを削除する

インデックスさせたい場合、noindexタグを削除することで解消できます。

直接ソースコードの修正をおこなえるときは、XMLサイトマップからnoindexタグを削除します。効率的かつ確実に削除するために「noindex」を検索しながら行うといいでしょう。

WordPressを使っている場合は、管理画面から「設定>表示設定」と遷移します。「検索エンジンでの表示」の項目で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外します。

2. 「修正を検証」でGoogleに確認を依頼する

ソースコードからnoindexタグを削除したあとは、同じく「修正を検証」でGoogleに確認を依頼します。「修正を検証」ボタンを押すとGoogleが検証のチェックを開始し、メールが届く手順です。

両方の対処法に共通する注意点は、エラーが出ている対象URLをすべて修正または削除しないと検証開始できないこと、不合格になる可能性があることです。

「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」が起こる原因

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「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」が起こる原因として考えられるのは、以下の2つです。

  • 原因1. 「Google XML Sitemaps」を初期設定のまま使っている
  • 原因2. 「All In One SEO Pack」の設定が間違っている

どちらも定番のプラグインを使用することでエラーが引き起こされます。原因とあわせて対処方法も紹介します。

原因1. 「Google XML Sitemaps」を初期設定のまま使っている

Google XML Sitemapsを初期設定のまま使用すると、エラーが発生します。理由は、初期設定ではXMLサイトマップにユーザー向けHTMLサイトマップを含めたうえで、noindexタグをつける仕組みのためです。

対処方法として、XMLサイトマップにHTMLサイトマップを含めないよう、下記のように設定を変更する必要があります。

  1. WordPressメニュー「設定」>「XML-Sitemap」管理画面へ
  2. HTML形式でのサイトマップを含めるからチェックを外す

原因2. 「All In One SEO Pack」の設定が間違っている

「All In One SEO Pack」では記事編集画面でnoindexタグの設定変更がおこなえますが、設定が間違っているとエラーが出てきます。設定を変更し、対処しましょう。

  1. WordPress管理画面>「All In One SEO Pack」を選択
  2. 「一般設定」>「Noindex 設定」:チェックボックスの確認

「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」に関するよくある質問

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エラーの意味や対処法、起こる原因がわかったところで、よくある質問を紹介します。

  • Q1. インデックスさせたほうがいいの?
  • Q2. noindexタグの反映にかかる時間は?
  • Q3. 「カバレッジ」の問題が新たに検出されましたとは何?
  • Q4. 「インデックス カバレッジ」とは?

Q1. インデックスさせたほうがいいの?

単純にページを表示させたいか、させたくないかの基準を決めて統一するのがいいでしょう。インデックスをすることで得られる効果は以下の2つです。

  • 検索結果への表示
  • アクセス数の増加

検索結果に表示される機会が増えるほど、ユーザーに興味を持ってもらう可能性が増えるため、ページへのアクセス数増加も見込めます。

検索結果に表示させたほうがいいかは、ページの方針次第です。会社としてページへの流入がほしいのかも含め、運用方法を検討するといいでしょう。

Q2. noindexタグの反映にかかる時間は?

noindexタグの設定反映にかかる時間は、数日から数週間といわれています。Googleのクローラーがページを巡回するタイミングはページにより異なります。

検索結果にすでに表示されているページの場合、設定変更直後は表示されたままになります。該当ページの設定がGoogleから再度認識されたあとに適用される仕組みだからです。

Q3. 「カバレッジの問題が新たに検出されました」とは何?

Google Search ConsoleにWebサイトを登録していると「カバレッジの問題が新たに検出されました」と通知が来ることがあります。

カバレッジとは、サイトのページがインデックスにどの程度登録されているかを示すものです。Googleはカバレッジを常にチェックしています。対象範囲に問題が発生した際に届く通知が「カバレッジの問題が新たに検出されました」というメールです。

Q4. 「インデックス カバレッジ」とは?

「インデックス カバレッジ」とは、Google Search Consoleの機能の1つです。検索エンジンにページがどのように把握されているのかを確認できます。

以下の4パターンでページの状態をチェック可能です。

  • エラー:ページがインデックスされていない状態
  • 有効(警告あり):インデックスされているが、サイトオーナーが予期せずインデックスされている可能性あり
  • 有効:正常にインデックスされている状態
  • 除外:何かしらの理由でインデックスされていない状態

「エラー」「除外」になっているページの理由を確認し、対応しましょう。

まとめ

Webサイトを運営する方向けに「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」の意味や原因、対処法を解説しました。

該当ページの方針次第で、検索結果に表示させたいかを決め、対処しましょう。

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監修者のコメント
PJ-T&C合同会社
代表 藤本篤志

自身の海外経験や各国知日人材とのネットワークを活かし、2019年5月に多言語ウェブ制作会社を設立。知日ネイティブが翻訳やデザインを担当する、「多言語サイト制作」を得意としている。同時に、Yubico社やAuthenTrend社等、海外の先進セキュリティ機器を、正規代理店として日本で展開。「認証セキュリティ」の普及と中小企業での導入をサポートしている。

WordPressのSitemapプラグインやSEOプラグインはとても便利ですが、設定を間違うとnoindexタグが付いてしまいます。大切なページが必ずインデックスされるためにも、定期的にSearch Consoleで確認するのが良いでしょう。

Search Consoleに不慣れな場合や、ページがGoogleにインデックスされているか心配な場合は、Search Consoleの左サイドメニュー『URL検査』にURLを入力して調べてみるのが一番簡単です。ぜひ試してみてください。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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