CMS構築にかかる費用の相場とは?費用の内訳や費用を抑えるポイントも紹介

株式会社KOKOROMI
監修者
株式会社KOKOROMI 代表取締役 皸羸疑
最終更新日:2024年04月05日
CMS構築にかかる費用の相場とは?費用の内訳や費用を抑えるポイントも紹介
この記事で解決できるお悩み
  • CMS構築費用の相場とは?
  • CMS構築費用の内訳とは?
  • CMS構築費用を抑えるポイントとは?

「CMS構築をしたいけれど、どの程度の予算が必要なのかわからない」とお悩みの個人事業主や広報の方、必見です。

CMSの構築費用は、Webサイトの規模や依頼する作業量によって変動します。どのようなWebサイトを制作したいのか、規模感はあらかじめ社内で決定しておきましょう。

この記事を読むと、サイト別のCMS構築費用や内訳、費用を抑えるポイントなどに関して理解できます。CMSでのWebサイト構築を検討している方は、参考にしてください。

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CMSとは

すべてのデバイスに最適なデザインを

CMS(Content Management System)とは、Webサイトの構築や運用が簡単におこなえるシステムです。デザインテンプレートの選択やパーツ配置だけで、Webサイトを簡単に構築できます。

CMSは入力内容が直接操作画面に反映され、内容を確認しながら編集を進められる仕組みです。直感的な操作を実現し、新規記事の投稿や既存記事のリライト、画像挿入などをスムーズに進められます。

多くの作業をマウス操作やキーボード入力で進められるため、特別なスキルは必要ありません。アクセス解析やSNSとの連携、メルマガ配信など、マーケティング関連の機能も充実しており、新規顧客獲得や企業認知度向上につなげられます。

CMS構築費用の相場【サイト規模別】

CMS構築費用の相場は、サイトの規模によって以下3種類に分けられます。

  • 小規模サイト:30万円〜100万円
  • 中規模サイト:100万円〜200万円
  • 大規模サイト:500万円〜

詳細をみていきましょう。

小規模サイト:30万円〜100万円

5ページほどの小規模サイトを構築する場合、CMS構築費用の相場は30万円〜100万円です。無料テンプレートを活用してサイトを構築するため、デザインに特別なこだわりがない方向けの選択肢になります。

オリジナルデザインに仕上げたい場合は、デザイン案を自ら考案しなければなりません。近年は高品質な無料テンプレートも増えており、費用や手間をかけなくてもおしゃれな雰囲気を印象付けられるでしょう。

CMSに実装できる機能は記事の投稿や画像挿入など、一部に限定されます。サイトに掲載する画像や動画は、自社で用意しなければなりません。

中規模サイト:100万円〜200万円

15〜30ページほどの中規模サイトの場合、CMS構築費の相場は100万円〜200万円です。中規模サイトは採用サイトやECサイト、コーポレートサイトなどが該当します。

小規模サイトに比べて情報量が多くなるため、制作費が高騰するのは自然な流れです。エントリーフォームや問い合わせフォームなど、コミュニケーション機能の実装も必要になります。

カスタマイズによって追加機能を増やすと費用が高騰するため、要件定義で自社の要望を伝えておくことが重要です。小規模サイトと同様、デザイン案や記事、画像などを自社で用意すると、制作費を削減できます。

大規模サイト:500万円〜

大規模サイトは大手企業運営の商品サイトやECサイト、オウンドメディアなどが該当します。300ページ超えの大規模サイトの場合、CMSの構築費は最低でも500万円以上必要です。サイトに掲載する文章や画像、動画の量が増えるため必然的に制作費も高騰します。

サイト規模が大きくなるほど開発担当者の人数も増えるため、人件費の高騰は避けられません。サイトの種類によってはログデータの収集や顧客情報管理など、CMSに実装する機能数も増えるでしょう。

CMSで扱う機密情報量も増えるため、強固なセキュリティ対策を講じなければなりません。作業量や人件費の増大により、CMSの構築費用も必然的に増える結果となります。

CMS構築費用の内訳

ポイント_虫眼鏡

CMSの構築費用は以下6つの項目に分けられます。

  • 要件定義
  • 企画・設計
  • デザイン費
  • 導入・実装費
  • サイト運用費
  • コンテンツ制作費

導入・実装費が高額な理由は、プログラミング言語を使ってコーディングを実施するためです。運用後の安定稼働を実現するには、可読性に優れたソースコードを作成しなければなりません。

時間や人員をかけてソースコードの作成に取り組む必要があるため、導入・実装費の削減を求めるのは避けましょう。自社で対応する部分を増やすと、サイト運用費やコンテンツ制作費を削減できます。

要件定義

要件定義とは、開発側からの視点でCMSに関する要望をまとめる作業です。CMS全体の構成や実装機能、開発スケジュールなど、さまざまな内容を決めます。

外注先にCMS構築を依頼した場合、要件定義の費用は10万円〜60万円が相場です。費用にはCMSのインストールやサーバー購入費も含まれています。

要件定義へ進む前に、自社の要望をある程度明確化しておきましょう。仕様変更や修正作業にともなう追加費用の発生を避けられます。

企画・設計

企画はWebサイトの種類にあわせて、サイト全体の構成やページ数などを決定する作業です。設計では要件定義で決まった内容をもとに、CMSの選定や操作画面の構成、テンプレートの選択などをおこないます。

外注を活用した場合、企画・設計にかかる費用の相場は30万円〜100万円です。ホームページ制作会社やCMSの提供先など、どの企業に外注するのかによって費用は変動します。

設計は、CMSのユーザビリティやパフォーマンスの安定性に大きな影響をおよぼす工程です。運用後のトラブルを避けるため、技術力に優れた外注先を選びましょう。

デザイン費

デザイン費の相場は30万円〜100万円です。サイトのページ数や制作会社の規模によって変動します。トップページや下層ページなど、デザインの箇所によって料金が異なるのも特徴です。ページごとの費用相場を以下の表にまとめました。

  費用相場
トップページ 50,000円〜100,000円
下層ページ(1ページあたり) 20,000円〜70,000円
派生ページ(1ページあたり) 10,000円〜35,000円

CMSに搭載されたデザインテンプレートを活用すると、費用を抑えられます。ただし、他のサイトとデザインが被る可能性も考えられるため、慎重に判断しましょう。

レスポンシブデザインへの対応は、デザイン費の基本料金に含まれているのが一般的です。制作会社によっては追加費用が発生するため、事前に確認をしておきましょう。

レスポンシブデザインとは

レスポンシブデザインとは、Webサイトやアプリなどのコンテンツを、どのようなデバイスでも最適な表示に調整する手法のことです。PCやスマートフォン、タブレットなどで閲覧する際に、文字や画像などを最適なサイズに自動調整し、レイアウトが見やすくなります。

導入・実装費

実際にCMSを使って必要な機能を把握したあと、ソースコードを作成して機能を実装します。外注先に依頼した場合、費用の相場は40万円〜300万円が相場です。

HTMLやCSS、JavaScriptなど、プログラミング言語を使ってコーディングを進めるため、専門的な知識が求められます。プログラミングに精通した人材がいない限り、自社での対応は困難です。

運用後の安定性にも大きく影響するため、開発実績が豊富な制作会社にCMS構築を依頼しましょう。

サイト運用費

完成したCMSの運用代行やメンテナンス、サポートを外注先へ依頼した場合に発生します。サイト運用費の相場は月額1万円〜3万円が相場です。SEO対策や効果測定、セキュリティ対策など、外注先へどこまで業務を依頼するかによって、費用は変動します。

自社対応を選択した場合、サイト運用費は発生しません。一方、新規記事の公開や定期的な情報発信だけで、アクセス数が急激に伸びる可能性は低いです。サイトの認知度を高めるには、アクセス解析や検索ニーズを踏まえたページ作成など、さまざまな施策に取り組む必要があります。

自社リソースやノウハウに不安を抱えている場合は、外注先のサポートを得ながら新規顧客獲得を目指しましょう。

コンテンツ制作費

記事や画像、動画制作を外注先に依頼する際、コンテンツ制作費として費用が発生します。新規記事制作を依頼する場合、記事の種類によって費用が大きく変動する点を覚えておきましょう。記事制作の費用相場を以下の表にまとめました。

文字単価記事単価特徴
SEO記事3円〜6円/1文字15,000円〜30,000円
(1記事あたり5,000文字の場合)
・Googleでの上位表示を目的に作成
・医療や法律など専門知識が必要なジャンルは費用が高騰
・作業範囲が広い場合は文字単価が10円以上
インタビュー記事20,000円〜100,000円・取材経験や編集力が必要になるため、依頼費用が高騰
・取材費や交通費などの経費が別途発生
商品レビュー記事1円〜3円/1文字5,000円〜15,000円
(1記事あたり5,000文字の場合)
・専門知識が不要なテーマは低単価で依頼が可能
・化粧品や健康食品などは薬機法の理解が必要になるため、費用が高騰
・無料サンプルの提供や商品の発送などは、自社で対応

サイトに掲載予定の写真をプロのカメラマンに依頼した場合、費用は1日5万円が相場です。動画制作を依頼する場合は、30万円〜200万円が1つの目安になります。商品紹介やマニュアル、採用動画など、動画の種類によって費用が異なるため、注意が必要です。

WebCMやブランディング動画を制作する場合、制作費が1,000万円に達することも珍しくありません。

CMSの構築費用を抑える6つのポイント

チェック

CMSの構築費用を抑えるには、以下6つの内容を理解しておくことが重要です。

  1. オープンソース型のCMSを選ぶ
  2. 記事や画像は自社で用意する
  3. サイト運用も自社で対応する
  4. RFPを作成する
  5. 外注先の選定にビジネスマッチングを活用する
  6. フリーランスへの依頼を検討する

ポイントの内容を1つひとつみていきましょう。

ポイント1. オープンソース型のCMSを選ぶ

CMSの決め手が費用優先の場合は、オープンソース型のCMSを選びましょう。オープンソース型CMSは、ライセンス費用や月額基本料金がかかりません。初期費用もドメインとレンタルサーバーの取得費用のみに抑えられます。

ソースコードが公開されており、プログラミングに精通した人材がいる場合は自由にカスタマイズが可能です。反面、外部からのサポートは望めません。サーバーダウンや不具合が発生した場合は、復旧作業を自社で対応する必要があります。

専門知識を持つ人材が不在の場合は、サイト運用代行を外注先へ依頼しましょう。トラブルが発生しても、最短での復旧が望めます。

ポイント2. 記事や画像は自社で用意する

サイトに掲載する記事や画像を自社で用意すると、コンテンツ制作費を抑えられます。記事制作を外注した場合、1記事あたり数万円〜15万円必要です。記事制作を依頼するたびに、SEOの知識や取材経験など、自社の条件を満たすライターを見つけれなければなりません。

社員に記事制作を依頼すると、制作費と外注先を探す手間を削減できます。既存記事のリライトや画像挿入などの追加作業も依頼しやすく、効果的な情報発信につなげられるでしょう。同様に写真撮影も自社で対応した場合、カメラマンへの撮影費用も削減できます。

ポイント3. サイト運用も自社で対応する

CMS構築後のサイト運用を自社で対応すると、運用費を削減できます。セキュリティやネットワークに精通した人材がいる場合、メンテナンスを外注へ依頼する必要はありません。

オープンソース型CMSを選んだ場合は月額基本料金もかからないため、毎月の固定費を最小限に抑えられます。

専門知識を持つ人材が不在の場合、制作会社にサイト運用代行を依頼するのが無難です。サイバー攻撃や自然災害の被害を受けた場合、オープンソース型CMSでは自社で復旧作業を対応する必要があります。復旧までの期間が長引くほど、損失額が大きくなります。

対応に不安を抱える場合はサイト運用代行を利用し、ダメージを最小限に抑えましょう。

ポイント4. RFPを作成する

外注先の候補となる企業には、RFPを提出しましょう。RFP(Request for Proposal)とは、自社の要望をまとめた提案依頼書です。システム開発やホームページ制作の際、発注側が受注側へRFPを提出します。RFPに記載する主な項目をまとめました。

  • CMS構築を決断した経緯
  • 現状の課題
  • 予算
  • 希望納期
  • 実装したい機能と不要な機能
  • 業務の依頼範囲

RFPを提出するメリットは、自社の要望を正確に伝えられる点です。書面で自社の要望を伝えられるため、認識のズレにともなう修正作業や追加費用の発生を避けられます。RFPの完成度が高まるほど、提案の品質や見積金額の正確性が増すため、RFP作成に割く時間を十分に確保しましょう。

ポイント5. 外注先の選定にビジネスマッチングを活用する

ホームページ制作会社を探す際は、ビジネスマッチングを活用しましょう。ビジネスマッチングとは「仕事の依頼先を探している企業」と「新規顧客獲得を目指している企業」をつなぐサイトです。

業種や地域など必要な情報を入力すると、自社の条件に合致した企業が提示されます。得意分野や実績、価格帯など、各企業の特徴がコンパクトにまとめられている点も魅力です。本業が忙しい方も必要な情報を効率的に集められるでしょう。

比較ビズ」を利用すると、約1,000社のなかから自社の条件を満たしたホームページ制作会社を見つけられます。

ポイント6. フリーランスへの依頼を検討する

自社の条件を満たす制作会社が見つからない場合、フリーランスへ依頼するのも1つの方法です。フリーランスを活用すると、制作会社やシステム開発会社に依頼するよりもCMS構築費を抑えられます。

1人または少人数チームで開発を進めていくため、企業より人件費がかかりません。優秀なスキルを持つフリーランスへ依頼した場合、相場以下の価格でユーザビリティに優れたCMSを構築できます。

注意点は、チャット上でやりとりを交わしていくため人材の見極めが難しい点です。ミスマッチを防ぐため、ポートフォリオの提出や対面商談の実施など、スキルチェックの場を設けましょう。

おすすめのオープンソース型CMS5選

オープンソース型CMSは他のタイプと比べて、CMSの構築費用を安く抑えられる点が魅力です。この記事では、多くの方に利用されているオープンソース型のCMSを5つ紹介します。

  • Wordpress
  • baserCMS
  • EC-CUBE
  • Drupal
  • Geeklog

WordPress

名称未設定のデザイン

参照:WordPress

WordPressは、全世界43%のWebサイトで使用されているCMSです。記事の投稿やメディア管理、ユーザー管理など、サイト運営に必要な機能が基本機能として搭載されています。

無料プラグインが59,643個も用意されており、費用をかけずにユーザビリティを高められる点が特徴です。無料のテーマも多数提供されているため、実用性とデザイン性を兼ね備えたサイトを低予算で制作できます。

Wordpressは他のオープンソース型CMSと異なり、必要な情報を比較的スムーズに入手可能です。ユーザーが多く、インターネット上でWordpressに関するさまざまな情報が公開されています。

baserCMS

名称未設定のデザイン (1)

参照:baserCMS

baserCMSは、株式会社キャッチアップが開発した国産CMSです。メールフォームやブログ記事、プラグインなどを1つの画面で管理できるため、編集作業やアップデートをスムーズに進められます。

エイリアス機能の活用によって、同じ内容の記事を異なるデザインやURLで公開可能です。各種操作はドラッグ&ドロップやキーボード入力で進められるため、操作性に戸惑う可能性は低いでしょう。

「VAddy」の脆弱性検査もクリアしており、DDoS攻撃やSQLインジェクションなど、脆弱性攻撃の被害を避けられます。

EC-CUBE

名称未設定のデザイン (2)

参照:EC-CUBE

EC-CUBEは、ECサイトの構築に特化したCMSです。ECサイト運営者からの支持が厚く、導入店舗数は35,000店を突破しました。

EC-CUBEの特徴は豊富な機能性です。ショッピングカートや商品データ登録、顧客情報管理など、ECサイト運営に必要な機能が搭載されています。売上集計や商品レビュー管理など、必要な機能はプラグインで随時追加が可能です。

デザインテンプレートも豊富に提供されており、商品の世界観やブランドイメージに沿ったデザインに仕上げられるでしょう。常時SSL化やログデータ収集、IPアドレス制限など、セキュリティ対策も充実しており、情報漏えいの不安を抱えずに利用できます。

Drupal

名称未設定のデザイン (3)

参照:Drupal

Drupalは政府機関や大学、新聞社など、幅広い組織で利用されているCMSです。過去に開催されたオープンソースCMSアワードで、2年連続優勝に輝いています。

Drupalは安全性と操作性を兼ね備えたCMSです。専門のセキュリティチームが存在し、脆弱性攻撃や不正アクセスへの対策を日々強化しています。セキュリティ対策は国内大手企業が定める基準を満たしており、安心して利用できるでしょう。

SNSとの連携やメルマガ配信、ワークフローなど、必要な機能は随時プラグインで追加できます。英語や中国語など、多言語表記にも対応しており、海外向けサイトの構築にも対応可能です。

Geeklog

名称未設定のデザイン (4)

参照:Geeklog

Geeklogは、株式会社アイビー・ウィーが運営しているCMSです。セキュリティ対策に優れており、ソースコードの重要な箇所は公開されていません。ユーザーのアクセス権限も細かく設定できるため、内部漏洩のリスクを最小限に抑えられます。

作成した記事やプラグインの数が増えても、安定したパフォーマンスが望める点も魅力です。ページ生成時間は約0.3秒となっており、ユーザーに快適な閲覧環境を提供できます。

まとめ

今回の記事では以下の4点に関して述べてきました。

  • CMS構築費用の相場
  • CMS構築費用の内訳
  • CMS構築費用を抑えるポイント
  • おすすめのオープンソース型CMS

サイトに掲載予定の記事や画像、動画を自社で用意すると、CMSの構築費用を抑えられます。ライターやカメラマンに仕事を発注する必要がなくなるため、コンテンツ制作費が発生しません。

SEO対策やサイトの運用も自社で対応すると、さらに費用を削減できます。ただし、専門的な知識を持つ人材の確保が前提です。作業を任せられる人材が社内に不在の場合、ホームページ制作会社を活用しましょう。

比較ビズ」を利用すると、必要事項を入力する2分程度で条件に合った企業を探し出せます。外注先を探している方はぜひ利用してみてください。

監修者のコメント
株式会社KOKOROMI
代表取締役 皸羸疑

お客様の強みを引き出す集客に強いホームページやECサイトを制作。SEO対策からSNS、広告運用など、成果を確実に出すための継続的なWEBマーケティング・運用サポートも行い、クライアントのWEBを使った事業展開を手厚くサポート。経済産業省認定の情報処理支援機関として、よりお客様に沿った形でのIT導入も行っている。

単純にCMSを構築してホームページを公開する事は比較的簡単にできます。ただ、集客をするためのCMSを使ったホームページとなると、コンテンツやデザイン、機能、動線設計など多岐にわたる知識と作業が必要になります。

また、CMSを実際に利用する、運用体制をしっかりと構築することも重要なポイントです。運用ができず、更新もされないままのコンテンツになってしまうことは、サイト運用や集客の目的に対してもマイナス要因となります。

ついついCMS構築ばかりに目を向けてしまいがちですが、大切なのは構築したCMSを活用した運用です。自社でどのように継続していくかの「体制」づくりも並行して考えていきましょう。

制作会社に依頼するメリットの1つとして、サイトの制作開始時でのヒアリングを通じて必要なCMS機能などを適切に提示してもらうことができ、公開後の運用面も考慮して進めることができる点があげられます。選択肢の1つとして有効な手段ですので、検討されることをおすすめいたします。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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