企業動画を制作するメリットとは?押さえるべきポイントについても紹介

SUGI WORK
監修者
SUGI WORK 代表 杉山茂幸
最終更新日:2023年09月19日
企業動画を制作するメリットとは?押さえるべきポイントについても紹介
この記事で解決できるお悩み
  • 企業動画ってどういうもの?
  • 企業動画を制作するメリットは?
  • 企業動画にはどのような事例があるの?

近年、企業が動画で自社の魅力を発信することが増えています。世の中の動画コンテンツの普及や、消費者の意識の高まりとともに、企業の在り方やコンテンツの良さを動画でアピールすることが求められるためです。

今回は、企業動画について知りたい経営者やマーケティング担当者向けに、企業動画のメリットや事例を紹介します。企業動画の制作方法も説明していますので、ぜひご一読ください。

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企業動画とは「企業の魅力を伝える動画」

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企業動画とは、企業の魅力を伝える動画です。企業理念や事業内容、商品やサービスから社員の紹介などさまざまな内容を取り上げます。主に企業の認知度向上やイメージアップのために制作・運用されることが多いです。

目的に応じて以下のような動画があります。

  • 企業ブランディングのために社長の思いや企業理念を紹介
  • 顧客層向けに商品やサービスの魅力を紹介
  • 求職者向けに働く目線で働きやすさや社員を紹介

企業動画をうまく活用することで、世の中に企業のイメージを浸透させ、利用や購入につなげることが可能です。

企業動画を制作する4つのメリット

企業動画を制作する4つのメリット

企業動画を制作することによって、どんなメリットが期待できるのか理解することが大切です。企業動画を制作する上記4つのメリットをそれぞれ紹介します。

興味関心や親しみを持ってもらえる

近年は動画コンテンツが豊富にあり、さまざまな動画を楽しむ人が増えています。企業の紹介を動画化することで企業を知るハードルが下がり、より広い層から興味関心や親しみを持たれやすくなる効果を期待できます。

映像だけでなくCGやテロップ、効果音などを使えば、楽しくメリハリのついた動画になるでしょう。テキストだけではイメージしにくい利用シーンもより鮮明になります。今まで会社や商品を知らなかった層にもアピールでき、購買行動を促せるでしょう。

ブランドイメージの向上に役立つ

動画は文章や画像のみと比較して多くの情報量を伝えられるため、企業や商品・サービスの魅力をよりわかりやすく表現することが可能です。

企業動画によって、ユーザーに伝えきれずにいたブランドイメージを浸透させられる効果が期待できます。特に目に留まりやすいストーリー調で興味をもたせ、共感を得ることで効果的にブランドイメージのアップを叶えられるでしょう。

記憶に残りやすい

動画は音や動きがあるため、記憶に残りやすいというメリットがあります。テレビCMや動画コンテンツを思い返すと、耳に残る音楽や思い浮かぶ映像があるのではないでしょうか。

文章と画像だけで記憶に残ることは困難ですが、動画なら見た人の記憶に残りやすく、ふとしたときに思い出してもらいやすいです。人は記憶に残っているものや知っているものに親しみを覚えます。企業動画を活用して記憶に残ることで、サービスや商品の利用につながる可能性を高められるでしょう。

YouTubeと連動で認知や集客につながる

企業の公式チャンネルを作って動画をアップロードすることで、国内から世界まで幅広い視聴者の目に留まる可能性が高まります。動画の概要欄に企業のオウンドメディアやECサイトなどを設置することで、動画を見て興味を持った人のアクセスや購入を促せるでしょう。

魅力的な企業動画の事例2選

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魅力的な企業動画の事例を2つ紹介します。動画と合わせてみていきましょう。

  • 神戸鈑金工業株式会社
  • 本田技研工業株式会社 (Honda)

動画とあわせて見ていきましょう。

神戸鈑金工業株式会社

引用:神戸鈑金工業株式会社 YouTubeチャンネル

ナレーションや字幕はなく、BGMと映像が主体の企業PR動画です。社内で働く人々のさまざまなシーンが落ち着いた音楽とともに流れていきます。現場の雰囲気を伝えることを重視した構成です。動画の概要欄には企業の説明と公式サイトのURLを設置し、アクセスにつなげる工夫があります。

本田技研工業株式会社 (Honda)

引用:本田技研工業株式会社 (Honda) YouTubeチャンネル

自動車やバイクのメーカーであるHondaの企業動画は、これまでの挑戦をダイジェストで紹介している作品です。挫折や壁にぶち当たりながら成長してきた歴史をわかりやすく紹介しています。

Hondaの企業動画は実写とアニメーションをうまく融合させているのが特徴です。世界中のHonda社員が自社の魅力やHondaに対する思いを熱く語っているところは、視聴者のハートをしっかりとらえるでしょう。

企業動画を制作するポイント

企業動画を制作するポイント

企業動画にはいろいろなメリットが期待できます。しかしそれは「効果的な動画が作成できれば」という前提条件付きです。効果的な動画を制作するためには、上記4つのポイントをおさえる必要があります。

目的を明確にする

動画制作を進めるにあたって大事なのは、誰に対して何を伝えるか、を明確にするということです。目的だけでなく、だれに見てほしいか、そのターゲットも考えましょう。例えば商品やサービスの認知度を高めるのが目的で企業動画を作る場合、ターゲットがはっきりしていないと有効なメッセージを伝えられません。

ターゲットが明確でなければ、漠然とした抽象的なメッセージになってしまいます。その結果、だれの印象にも残らず、思っているようなPR効果が期待できません。最初に目的をしっかりと定めることが重要です。

情報を整理する

何を伝えたいのか、情報の整理をすることも大事です。視聴者は最初の数秒で続きを見るかどうかを判断するため、企業動画の場合もっとも伝えたい内容を冒頭に持ってくるのがセオリーです。伝えたい情報を最初におかなければ、視聴者の目に留まらない可能性が高いです。伝えたい内容をリストアップして、何を優先的に伝えるべきか整理する必要があります。

コンセプトを固める

企業動画のコンセプトは何か、具体的に固めておくことも大事です。コンセプトとは一貫した基本となる考え方です。動画の中で何が芯になっているか、制作前に今一度整理しておきましょう。

コンセプトが明確でないと、情報がぼやけたり、ずれたりします。視聴者からすると何が言いたいのかわからない動画になり、途中で離脱しかねません。コンセプトを持たせた上で動画制作に取り組みましょう。

プラットフォームを想定する

企業動画を制作するにあたり、配信するプラットフォームもあらかじめ想定しておくことが大事です。選択肢として、YouTubeや自社サイト、SNSなどがあります。

プラットフォームによって視聴者のモチベーションも違うので、あらかじめ決めておくと、それに合わせて冒頭や動画の尺をどうするかが自然と決まってきます。

企業動画を作ってからどのプラットフォームに配信するか決めると、あとから調整や変更が必要になることも。余計な時間や手間をかけないためにも、制作に取り掛かる前に想定することが大切です。

企業動画を制作する方法

パソコンの前で悩む イラスト

企業動画を制作する方法は以下の2つがあります。それぞれみていきましょう。

  • 自社で制作する
  • 外注する

自社で制作する

社内に動画制作のスキルがある人材がいる場合、その人を中心に制作チームを作ることでスムーズに制作を進行できます。自社制作するメリットは、思い通りに制作できること、外注費をかけずに済むことです。制作担当者の業務の負担が重くなりすぎないよう、注意を払う必要があります。

外注する

社内に動画制作のスキルがある人材がいない場合や、リソースが十分にない場合は、動画制作会社に依頼するとよいでしょう。

動画制作会社に外注する場合、数万円〜数十万円のコストがかかります。予算やスケジュールの兼ね合いを見て検討しましょう。自社のニーズをしっかり汲み取り、高品質な動画を制作してくれる動画制作会社を選ぶことが大切です。

まとめ

今回は、企業動画について詳しく解説しました。企業動画を制作することで、より多くの人に伝えたいことが伝わる可能性があります。自分たちで制作するのもいいですし、専門の業者に発注するのも一つの方法です。

外注先選びに悩む場合は、無料で複数業者に一括見積もりができる「比較ビズ」を利用してはいかがでしょうか。動画制作のプロが多数登録しているので、イメージ通りの企業動画制作にぜひお役立てください。

監修者のコメント
SUGI WORK
代表 杉山茂幸

山形県出身。埼玉県越谷市と山形県上山市の2拠点で活動中のフリーランス。開業5年目でSUGI WORK代表。国内・海外法人から行政案件まで経験。WEB制作をはじめ、デザイナー・エンジニア・出張撮影・ドローン空撮・取材・自社メディア運営など幅広い分野で活動中。中小企業の課題解決が得意。

企業動画を制作することで、企業としての取り組みや社風、ブランドイメージの訴求がより具体的で内容の濃いものになるのではないでしょうか。

完成した動画はホームページに掲載したり、YouTubeにアップロードすることはもちろん、会社の媒体資料やプロモーションビデオの役割も兼ねて、新規・既存取引先や、新入社員説明会の冒頭で流すなど、活用の幅は様々です。

クオリティーの高い映像はブランディングにおいても重要ですし、働いている社員のモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。

また、企業動画に関しては、細かな1つ1つのサービスや商品を紹介するというよりは、テレビで流れているCMやYouTube広告のような15〜30秒程度、長くても1分弱の映像にまとめた方が良いと思います。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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