「ここでいい」を「ここがいい」へ。発注先探しなら比較ビズで

Magentoのメリットとは?実際に導入するのにかかる費用をチェック!

公開日:2021年08月11日 最終更新日:2022年06月23日
株式会社Writing work
監修者
代表取締役 弥山 大生
Magentoのメリットとは?実際に導入するのにかかる費用をチェック!

ECサイトを運営するメリットは、日本国内だけでなく海外のユーザーにもアピールしやすいという魅力です。その点で、Magentoは世界各国で多く利用されていて、越境ECサイトとしての信頼度が高いのが特徴です。越境ECサイトを考えているのであれば、このサービスの特徴やメリット、デメリットを知ることは大事です。具体的な事例も確認して、自社における利用に向いているかを検討してみましょう。

Magentoについて

まずは、そもそもMagentoとはどんなサービスなのか、概要をチェックしてみましょう。その上で、他のサービスとの違いを理解していくことができます。

Magentoの概要

Magentoの提供元は、PDF文書やデザイン系ソフトウエアで有名なAdobeです。Adobeのラインには、Experience Cloudというものがあって、その中のEコマース向けの商品として開発されています。

幅広いジャンルのEコマースを扱えるということもあって、この分野では世界トップのシェアを誇っています。そのため、特に海外での利用実績が強く、デザイン面でも機能面でもグローバルな視点で作られているのが特徴です。

日本国内ではそれほど認知度は高くありませんが、越境ECサイトを作っている事業主からの支持が厚いです。また、Adobeから提供されているサービスということもあって安心感と信頼性があり、ECサイトプラットフォームとして注目されています。

Magentoのバージョン

Magentoは他の多くのECサイトプラットフォームとは違って、バージョンの違いによるラインナップが用意されています。同じ仕組みで作られているものの、機能が異なるプラン分けという考えとはちょっと違いますので注意が必要です。そのラインナップは以下の通りです。

  • Open Sourceバージョン 無料利用が可能
  • Magento Commerceバージョン 有償版
  • Magento Comerce Cloud クラウドタイプの有償版

基本的には、これらの三つのバージョンは使い勝手はほぼ同じです。しかし、システムの考え方が違うところがありますので、構築の仕方に差が出てきます。そのため、特に初期導入の際の作業方法が変わってきます。

Magentoを利用するメリットとは?

Magentoが、世界中で多くのショップに採用されているのには理由があります。そのメリットとしてどんな点が優れているのかをチェックして、自社で導入するかどうかの検討材料としましょう。

一括運用が可能

通常のECサイトプラットフォームだと、異なるサイトを運営している場合、別々の管理運用をしないといけません。しかし、Magentoだと複数のサイトを一括運用できるという利点があります。

同じ環境で異なるショップを構築し、管理運用できますので業務効率はかなり上がります。また、同じ環境で作業できるため、操作ミスが減って運用するのが簡単になるという良さもあります。

ジャンルの異なる商品を扱っているのであれば、ショップ自体を分けて経営することも多くなりますが、そんな場合でもMagentoなら簡単になります。もしくは、対象国ごとにサイトを変えるという使い方もできて越境ECサイトには便利です。

自由に変更しやすい

基本的にMagentoのシステムはオープンソース形式を採っています。そのため、サイトの構造や内部で動かすプログラムを自由にカスタマイズすることができます。ショップを運営するに当たっては、自分たちが使いやすい、もしくはユーザーが購入しやすい形にサイトを変えていく必要性が出てくるものです。

そんな時でも、多くのサービスではシステム自体をいじることはできないので、独自のサイト構成を取れません。しかし、Magentoなら自由に拡張できますので、とても融通が利くのです。

基本スペックが高い

Magentoは、大容量のサーバ―を確保すると共に高速化を図っています。そのため、システム自体の軽さを感じることができますし、注文処理やオーダー送信などもサクサクと動いてくれます。

期間限定キャンペーンをする時など、大量に注文が入ってもスピードが落ちずに、かなり快適な環境で作業できるのは大きなメリットです。これは、Magentoが様々なデータをジャンルごとに分けてデータベース管理していることが要因となっています。

そのため、それぞれの処理を少ない負担で行うことができ、大きな処理量となっても落ちたり速度低下したりすることがないのです。快適な作業環境を望む人に最高の質を届けてくれるのが支持の理由となっています。

機能が豊富で幅広いストアに対応

Magentoは世界中のあらゆるストアに対応できる、幅広い機能を備えています。他のサービスだと、自分たちで機能追加しないといけないようなものであっても、デフォルトで搭載されていることが多いです。

また、オープンソースシステムということもあって、機能の拡張や変更がしやすいですし、新しい機能を加えるのも楽です。越境ECサイトだと、細かな機能が欲しいという場面が出てくるものですので、とても助かるサービスとなっています。

低コスト運用が可能

無料バージョンが用意されていますので、まずはそこからスタートすることが可能です。しかも、無料であっても機能性の高さや、基本性能の高さは変わることがありません。ハードな試用にも耐えられる作りとなっているからです。

実際に、数百億円という売り上げを出したストアでも無料版を使っているという事例があるほどです。多くのサービスだと、無料版はあくまでもトライアル向けとか、個人ストア用という感じがあります。しかし、Magentoではかなり優れた機能を無料であっても提供しているのです。

Magentoの利用で注意したい点

今まで見てきたように、Magentoはたくさんのメリットを持っています。しかし、一方でいくつかのデメリットとなる点もあります。こうした点を確認して注意しながらスタートアップ、運用をしていくことが求められます。

スタートアップに時間がかかることも

Magentoを使ってECサイトをオープンするには、時間と手間がかかります。というのも、機能がかなりたくさんありますし、システムの設定も細かく行っていく必要があるからです。

その分、スタートアップするにも十分作り込んでからでないといけないというデメリットがあるのです。すぐにでもストアをオープンしたいという場合、他のサービスよりも遅くなってしまう可能性が高いです。

もちろん、それだけ質が高く高機能のストアにすることができるということでもあります。気軽さとスピーディーさを求めるか、質の高いサイトを作り上げるかという選択肢になってきます。

操作が慣れるまで複雑に感じる

Magentoはベースが英語になっていますし、操作方法についての情報を得るにも英語サイトがほとんどなので、どうしても情報収集が難しいです。また、機能がかなりたくさんあるので、すべてを理解するのは複雑で大変です。

そのため、構築にしても運用にしても、慣れるまでには結構な時間を見込んでおいた方が良いでしょう。また、可能なら英語を理解できるエンジニアを配置すると、スムーズに管理できるようになります。

この難しさは、開発代行の依頼という点にも表れます。Magentoを扱える制作代行や運営代行会社は、他のサービスと比べると少ない傾向にあります。外注を考えているのであれば、実績豊富な会社を慎重に探しましょう。

Magentoの費用について

具体的に、Magentoの料金体系がどうなっているかを確認してみましょう。それと共にバージョンごとの費用と選び方をチェックしてみましょう。有料版と無料版の違いを知り、どちらにするかの参考にすることができます。

無料版から試してみるのも良い

Magentoでは、Open Sourceバージョンが用意されています。よりスムーズに管理できる操作性の高さや、ページチェックの利便性が上がるなどの機能が付いていません。

また、配送系の管理システムがないという点も無料版の特徴です。さらに、レポートについても詳細な情報をチェックできないという制限もあります。

ただし、この無料版も完全なオープンソースとなっていますので、自分でシステム構成を変えれば好きなように機能を加えられます。また、ECサイトをオープンするに当たっての基本的な機能は付いていますので、高度な機能を求めなければオーソドックスな状態でも十分利用できます。

なによりも、初期費用も月額料金もかかりませんので、資金面での負担をかけずに気軽に開設できるというメリットがあります。辞める場合も違約金などが発生しないので、安心して使えるのもうれしいところです。

Magento Commerceについて

有料版になると、機能やスペックの点で幅が広がります。特にCMSツールを使ってページを編集する際に、プレビューをチェックしたり下書き保存ができたりするという機能はとても助かります。

さらに、BtoB関連のサービスが充実しているというのもポイントです。発注ツールやより高度な調整ができる管理機能などがプラスされています。そのため、特にBtoB向けのストアを考えている人には便利です。

もう一つの利点としては、物流系の機能が追加されていることです。保管と配送元として指定できる倉庫が二つ以上ある場合に、まとめて管理できるシステムが入っています。国内の配送網でも使えますので、自前で物流システムを持っていない人にとって必須の機能をすぐに手に入れられます。

他の機能で注目できるのが、顧客サービス向けの便利な機能が付いているという点です。たとえば、会員向けのポイントサービスを追加できるようになっていて、リピート率を上げるための助けとなります。

無料版と有料版のどちらを選ぶ?

有料版、無料版のどちらにもメリット・デメリットがあります。もし、ECサイトを初めてオープンする人や、Webシステム開発のノウハウを持っていない事業者であれば有料版の方が便利です。最初から多彩な機能が付いているからです。

一方で、とにかく初期投資を低くしたい人や、それほど機能を必要としないということであれば無料版でも問題ありません。特に、商品点数が少なく取り扱い業務が複雑ではないのであれば、シンプルな機能で十分です。

さらに、自分たちでシステム開発ができるノウハウとエンジニアを持っているのであれば、無料版でも良いです。むしろ、不要な機能が入っていないので、自分たちで自由にカスタマイズできて使いやすいオリジナルのサイトを作れます。

導入事例から学ぶ

Magentoは世界中で多くの企業や個人ストアに支持されています。そのため、その使い方のアイディアは多岐にわたり、利用事例を見るととても参考になります。いくつかの事例を取り上げてみましょう。

BtoC向けのECサイト運営事例

Magentoは越境ECサイトに向いているということを示す好例として、「Ninjaya.com」というストアがあります。このストアでは日本発祥の和のアイテムを世界中に販売しています。

Magentoを上手に使っている点として、多言語対応サイトにしているということに注目できます。簡単な操作で言語の切り替えができるようになっています。言語切り替えと同時に対応通貨の変換もなされ、ユーザー目線での使い勝手の良いサイトに仕上がっています。

そして、Magentoの融通の高さを活用して、適宜対応追加をしているのも特徴です。ユーザーからのアクセスや購買の傾向をチェックして、未対応の国からのアクションが多くなると、対応通貨を増やすという取り組みをしています。

BtoB向けのECサイト運営事例

Magentoは様々なタイプのECサイトに使えますが、特に細かな対応を必要とするBtoB向けストアには最高です。その例としては、「G-Tape Shop」を挙げることができます。このストアではダンボール関連の商品をニーズに合わせて販売しています。

BtoB向けということで、細かな割引制度を提供しているのが特徴です。ロットごとに割引を任意に適用したり、取引先によって割引率を自由に上下させたりできるようになっています。特定の顧客との交渉の後に割引率を上げるといったことも可能で便利です。

また、ドル建てでの決済もできて、グローバル取引に対応しているサイトとなっています。似たラインナップで国内と海外でのサイトを分けていますが、Magentoのシステムのおかげでまとめて管理できているというのも便利な点です。

まとめ

世界中で最も支持されていて、越境ECサイトとして有名なMagentoは無償版であっても使いやすい機能で、ハードな利用にも耐えられる作りとなっています。一方で、操作が複雑なところもあり慣れが必要となります。

そのため、実際に導入するに当たっては、構築と運用に関係したノウハウを学び準備を整えてから取り組んだ方が安心です。もし、開発代行会社に依頼するのであれば、「比較ビズ」を使ってMagento開発の実績が豊富な会社を選ぶようにしましょう。そうすることで、スムーズに質の高いストアをオープンすることができます。

監修者の一言

Magentoを利用すれば、多機能で高性能なECサイトを構築できます。特に「多言語対応」「多通貨対応」が特徴で、「越境ECサイト」として使用するのがおすすめです。 越境ECを構築・展開したい場合はぜひ、Magentoの利用を検討してみましょう。また、数億円規模事業拡大を見越している、BtoBでのECサイト運営を考えているなどの場合もMagentoの利用がおすすめです。

しかし、使用方法が複雑で、ECサイトを運営するまでの準備に時間がかかるというデメリットもあります。自社でサイトを構築するノウハウがない場合は制作会社に依頼したほうが良いです。構築する際に調べる手間や、時間を考えれば、制作会社に依頼することをおすすめします。

株式会社Writing work
代表取締役 弥山 大生
監修者

株式会社Writing work代表取締役。1986年熊本県荒尾市出身。文章能力検定準2級・相続診断士。結婚式場やBarでのマネジメント業務や印刷会社での営業アシスタントなどを経て、独立後は楽器カホン製作兼Webライターとして就活・転職記事や相続関連記事を月に50本程手掛ける。現在では数十名のライターやディレクター、クリエイターと共にメディア関連事業やWebコンサルティング、商品の製造・販売などを行っている。

ホームページ更新・管理を一括見積もりで発注先を楽に探す
比較ビズへ掲載しませんか?

一括見積もりで発注先を探す