Webアプリケーションサーバ=中間管理職?!わかりやすく解説

更新日:2020年03月19日 発注カテゴリ: Webシステム開発
Webアプリケーションサーバ=中間管理職?!わかりやすく解説

何気に見ているWebサイトは、何でもできるので本当に便利ですよね。利用者目線で言えば、いつもどおりWebサービスを活用していけばいいですが、Webサイトを作っていくとなると、話は違ってきます。というのも…Webサイトと一言で言っても、その内部では、いろいろなサーバがあったり、いろいろなアプリケーションがあったり、いろいろなデータベースがあったりと、ソフトとハードが組み合わせって実現されています。単純にWebサービスを管理や開発をするためには、Webシステムについて勉強をしないといけないということです。ということで、Webアプリケーションサーバについてワンランク上の知識を身に付けていきましょう。

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Webアプリケーションサーバとは中間管理職のこと!?

Webアプリケーションサーバとは、Webとデータベースとの間に入って処理を行ってくれるサーバのことを言います。後ほど詳しく説明をしますが、Web三層構造と言われる技術の中で、中核となる役割を担っているサーバとなります。ちなみに、Web三層構造はWebサーバと、Webアプリケーションサーバ、データベースサーバの3つから成り立っています

たとえば、Webサイトを使ってオンラインストアを運営しようと考えたとします。となると、多くの商品をWebサイトに掲載しようとしますが、実は弱点があります。それが、Web上には多くの情報を置くことができないことです。なぜなら、Webページを表示するときに時間がメチャクチャ掛かってしまうからです。

完全な余談ですが、IT業者はWebページが開くまでの時間を測るようなテストを行っています。このとき、3秒以内に表示できるように努力をします(業者によって秒数は異なります)。快適にWebページの遷移をしていると思えるのが3秒以内だからです。それでも連続して3秒近く掛かってしまうとストレスを感じてしまいますが。ともあれ、3秒以内に表示できるのがベストです。

なので、オンラインストアなど多くの情報を持たないといけない場合は、Web上ではなく別途サーバを用意して、そこにデータを入れておくようにします。そして、必要なときに取り出したり、更新をしたりしていくわけです。こうすることで表示スピードがあがり、ストレスなく利用者もWebサイトを楽しんでくれます。

ちなみに、データの出し入れは、データベースを活用することで、より効率的にスピーディに表示することが可能となるため、多くのWebシステムで活用されています。

しかし、Webサイトは、データベースにアクセスするなどアプリケーション的な動作は苦手。他にも、ユーザIDなどのアカウントの確認をしたり、データを保存したりなどが挙げられます。これを業界では「動的な処理」などと表現します。イメージとしては「◯◯だから△△をして□□にする」というような条件に沿った処理が苦手なのです。ですが、画像を表示したり、文字を表示したりすることは得意としています。これを業界では「静的な処理」などと表現します。

察しのいい人は、もうピンと来ているかもしれませんね。この動的な処理を最も得意としているのが「アプリケーション」です。もともと、この動的処理を行うために作られるわけですから、ここで活躍してくれないと、何処で活躍するのか?となってしまいます。ということで、Webとデータベースの間に入って動的な処理を行ってくれる場所をWebアプリケーションサーバと言います

Webアプリケーションサーバとは「仕事ができる中間管理職」

わたしがWeb三層構造について勉強をしているとき、Webアプリケーションサーバは、体育会系な会社で、忠実な仕事をしてくれる中間管理職のようなものとたとえて理解をしました。

Webサーバが無茶を言う上司で、データベースサーバが自分の忠実なる部下となります。Webサーバである上司は、お客さんから、一般社員を名前順に並べて欲しいと依頼を受けたとします。

依頼を受けた上司(Webサーバ)は「一般社員を一列に名前順にキレイにならばせろ!」と命令を出します。中間管理職であるWebアプリケーションサーバは、たくさんの部下が待機しているデータベースサーバに向かって「名前順にならべ!」と指令をだすわけです。指令を出された部下たちは上の命令は絶対なので、ササッと名前順に並んでくれます。

並び終えたら、名前順に並んだと結果を上司に報告して、報告を受けた上司は我が物顔で、お客さんに「うちの社員、キレイに並んでいます!凄いでしょ!」と自慢をするといったイメージです。

Webサーバとの違いは単純に立場が異なること!

上記の説明で、Webサーバはお客さんの前ではいい顔をし、部下には必要最低限の命令を出すだけの上司のイメージと伝えさせてもらいました。さて、実際の世界では、これが「良いことなのか?」「悪いことなのか?」は、皆様に判断はおまかせします。が、システム内というお話であれば、スゴくいいことであり、スゴくいい上司なのです。

というのも、命令は少なければ少ないほど、不具合を生むリスクは減りますし、処理も早くなります。そして、お客さんの前でいい顔をしてくれないと元も子もありません。つまり、Webサイトとして破綻をしていることになるため、Webシステムに問題があるとなってしまうわけです。そのために優秀な部下である、Webアプリケーションサーバとデータベースサーバが必要になってくるのです。

ということで、WebサーバとWebアプリケーションサーバの違いを一言で言えば、仕事の内容が全く違うと言えます。あくまでもWebサーバは、画像や文字、ボタンなどのGUI(グラフィック・ユーザ・インターフェース)を表示して、Webサイトを見ている人にアピールする仕事です。つまり、静的な処理をしているわけです。

対して、Webアプリケーションサーバは、Webサーバから「画像を表示するための情報をちょうだい」「ボタンが押されたからデータベースに情報を登録して!」と指示を受けます。そして、処理の結果をWebサーバへ返すことが仕事になります。このようにまったく異なる仕事をしているため、Webサーバとの違いをイメージできるのではないでしょうか。

Webアプリケーションサーバの仕組みは簡単

Webアプリケーションサーバの仕組みは、単純明快です。1つサーバを用意して、Webサーバとデータベースサーバの間に入れるだけです。「どうやってやるの?」と気になるところですが、この話をし始めると、かなり専門的で長いお話になります。なので、また機会があったときに説明をさせてもらいますね。

さて、仕組みとしては、先より何度もお伝えしてきたように、Webサーバから指示を受けて動作し始めること。そして、指示がないときは、何もせず待機をしているだけになります。

中間管理職のたとえを借りると、自身のデスクに座ってジッと待っている状態になります。指示の出され方はさまざまで、プログラミング言語で作ったソフトでやりとりをすることになります。有名どころだと、JavaやRudy、そしてPHPがあります。後は、データベースサーバに指示どおりにアクセスして更新などの処理を行うだけになります。

Webアプリケーションサーバのメリットは上司が楽できること

Webアプリケーションサーバを用意すると大きく2つのメリットを得ることができます。1つがWebサーバの負担を軽くすることができることです。もう1つが、ソフト変更が簡単にできるということです。

メリット1. Webサーバの負担を軽くできる

Webサーバは、あくまでも表示などをするだけで、とくに重たくなるような処理はありません。理由は、重たい処理はWebアプリケーションサーバが行ってくれているからです。もし、これをWebサーバ側で行ってしまえば、表示処理はままならずパンクしてしまいます。上司ばかりに仕事を任せればいずれパンクすることと同じです。なので、上司であるWebサーバの仕事を軽くして楽をさせてあげることがメリットになります。

メリット2. ソフト変更が簡単にできる

何かしらのバージョンアップをしたいとき、サーバにあるアプリケーションを更新するだけで事が足ります。このWebアプリケーションサーバがない場合、Webサーバに組み込まれたプログラムを直接変更することになります。つまり、不特定多数の人たちが見ているWebサーバを変更となるため、その大変さは容易に想像することができます。ここを簡単にできるメリットの大きさは計り知れないといえます。

まとめ:中間管理職を蔑ろにすると会社の未来はない

最後まで、たとえ話の中間管理職推しで、まとめさせてもらいます。Webアプリケーションサーバの役割はスゴく重要です。そのシステムの中核を担う仕事をするからです。つまり、会社でいえば、中間管理職を大切にしないといけないということです。

では、大切にすることとはどういうことなのか?仕事をしやすい環境を作ってあげることです。そうしないと、社員たちは本領を発揮してくれないですからね。つまり、Webアプリケーションサーバを含めたWeb三層構造でシステムを構築する場合、各々が快適に動けるようなスペックがあるサーバを用意してあげないといけないということです

今後Webシステムの開発をするのであれば、サーバスペックをケチらずにいいものを用意することを強くおすすめします。

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